
はやしえりか
@uma_no_33
2025年5月18日

コモングッド
ロバート・B・ライシュ,
今井章子,
雨宮寛
読み終わった
寝る前に少しずつ読んでいた本著、やっと読了!
「富める者をますます富ませる」ルールが格差を拡大し続け、社会を分断させているアメリカ。
そんな現代で、"common good(=共益、公共善、良識)"を取り戻すためにはどうしたらいいのか?を論じています。
意見の違う人とどう対話すべきか?、儲かるなら何をやっても許されるのか?など、いろんなことを考えさせられる一冊でした。
結びで引用されていた言葉「取り組む価値のあることは、一生のうちに成就し得ない。それがゆえに、人々は『希望』によって救われなければならないのである。歴史の流れにおいて、本当のこと、美しいこと、善であることは何一つ、すぐには理解され得ないのだ」(神学者ラインホールド・ニーバー)が、とても響きました。