Sanae "ショック・ドクトリン〈上〉―..." 2026年7月3日

Sanae
Sanae
@sanaemizushima
2026年7月3日
ショック・ドクトリン〈上〉――惨事便乗型資本主義の正体を暴く
都市伝説や陰謀論のように思えるけど、本当にあった話。じっくり読むと悲しくなって体調を崩してしまいそうなので、ざっくり読んだ。 触りだけ知っていた国外での大きな事件をきっかけに、大金を手にする資本家たち。 自分の利益に損はない形で、よその国を使って経済実験を行う学者たち。責任を問われる前に抜け出すさまが巧妙。 「あらゆるイデオロギーは堕落しやすいものだし、新自由主義者の中にも誠実な人間がいるのはたしかだ。だが、とりわけシカゴ学派の経済学は、腐敗を助長しやすいように思われる。利益や欲望を大規模に借り立てることが、いかなる社会においても可能な限り最大の利益をもたらすと言う考え方といったん受け入れると、個人を豊かにするほとんどすべての活動は、それがたとえ自分や仲間だけを利するものであっても、富を生み経済成長を促す創造的な資本主義の活動に貢献するものとして正当化する事は可能になってしまうからだ。」(p332) 2007年に書かれた本で、行き着いた先が今2026年、このような状況なんだろう。 下巻も辛いけど、タイミングを見て読むつもり。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved