ヨミスギヨミコ "イン・ザ・メガチャーチ" 2026年6月24日

イン・ザ・メガチャーチ
話題作とのことで、軽く気になり読んでみました。 推しに沼らせる側、沼る側、沼り終わった側、からの主な3つの視点で話が進んでいき、令和らしく生々しいリアルな内容がとても興味深いものだった。 「推しがいるのが当たり前」みたいな風潮に少し疑問と歪さを感じていたので、人は何かで消耗したい、何かに打ち込んでいたい、という心理を利用したビジネスのメカニズムを理解していく様が気持ちよく、すらすら読めた。 チャーチマーケティングという言葉が出てきたけど、たしかに推しを作らせて稼ぐって、一種の宗教を作るってことだよな、、 日本は無宗教の人がほとんどだけど、心の底では何かを信じていたい、何かに縋りたい、みたいなのは万人共通なのだろうなと思った。 視野を狭めてどんどんのめり込んでいく主人公たちに対して第三者目線で読んでいると、冷静なこちら側の意見としてはやりすぎだし、そこまでして大丈夫?って思うけど、実際当の本人からしたら一歩引いたら気づけることも気づけなくなるのだろうと思う。 何かに打ち込むのってやっぱり良いことかもしれないけど、ハマりすぎたら何もかもを消耗してしまって良くないのだな、と思える本でした。
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