
HiBi
@shiba_hibi15
2026年7月4日
夜行
森見登美彦
読み終わった
心に残る一節
不思議なお話で足元を濡らす波のように影が広がるような感じがした。暗がりの中、ランプの光に縋りながら読むのにぴったりだと思う。
「ソ連の宇宙飛行士ガガーリンの『地球は青かった』という有名な言葉がある。……ガガーリンの言葉は、じつは底知れない空虚のことを語っている。その決して写真にあらわせない宇宙の深い闇のことを考えると、怖いような感じもするし、魅入られるような感じもする。
『世界はつねに夜なのよ』と彼女は言った。」 ー P.257 最終夜 鞍馬
