
本屋lighthouse
@books-lighthouse
2025年3月26日

失われた時を求めて(3)
マルセル・プルースト,
吉川一義
読んでる
まだ読んでる
久しぶりのプルースト。「それはこの「にもかかわらず」がつねに「だからこそ」の理解されない形であることに気づかなかったからであり」(p.36)という文章に、なにか世界の真理を感じてしまった。
なお「私」は、父には外交官になれと言われているが外国に派遣されてジルベルトと離れるのは嫌だ、でも文学の道に進むには能力も根気もない、という散々な状態。「前置きの数ページを書くだけで嫌になってペンを投げ出してしまう」(p.40)






