
あざみ
@valle_0501
2026年7月4日
ラブカは静かに弓を持つ
安壇美緒
読み終わった
あらすじでも内容のイメージができず首を傾げたまま読み進めて、いつのまにかこの深海から抜け出したくなくなり、一気に読み終えてしまった。
優しくて苦しくて、一筋の光を追い求めたくなる話。橘は強い男だと思う。もがけてしまう人。もがけるだけの出会いをしてしまった人。
海を連想する人と地上を連想する人との間で橘が天を見上げたように。連鎖的に自分も潜らされ、見上げさせられた。そんな橘と出会ってしまった私も、もがくしかないんだろうなと思った。
この本を手に取って、気づいてしまったから、きっと諦めの自分にはもう戻れない。
