"勝手にふるえてろ (文春文庫..." 2026年7月4日

じ
@ypw
2026年7月4日
勝手にふるえてろ (文春文庫)
初めての綿矢りさの小説。彼女はどうして、こんなにこじらせてめんどくさくて生きづらさを抱えているもどこかなろう系小説の主人公のような女を描写するのが上手い?さすがに超僭越ながら私のことを見ながら書いているのかと思った。 主人公が自身について説明したときのことも、終盤の変化も、なにもかも私のことかと思った(さすがに僭越すぎる)。 これに共感する女性はかなりいるから、つまり私だけの特異さではない。安心しつつも、少しがっかりする。でも最初から最後までめちゃくちゃ面白い。恋愛小説をこれまであまり好いてこなかったけれど、食い入るように読んだ。 同時収録の『仲良くしようか』も、かなり良い。心臓が止まってないからとりあえず生きてるけど、常になにかに怒っていて、でも弱さを内包している、読んでいて安心する。
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