
漆野凪
@urushinonagi
2026年7月4日
好きな食べ物がみつからない
古賀及子
読み終わった
「好きな食べ物は?」と聞かれたときの、自分の中の正解を探し当てる体当たりのようなエッセイ。好きな食べ物を探求する様子が、飛び跳ねるような、軽くてお茶目でポップな文体で描かれている。
本を手に取って目次を眺めると、強すぎるパンチラインにくらくらする。目次だけでこんなに本に興味を惹かれたのは初めてだった。
作中で好きな表現が、「ファッファ」だ。安いドーナツをレンチンすると、この「ファッファ」という食感になるらしい。「フワフワ」ではなく、「ファッファ」というのがどうにも気にかかる。どんな食感なのだろうか。
読み進めていくと、「食のプロフ帳」なるものが登場する。そこには「苦手orまだ良さがわからない食べ物」の欄がある。それを見て、「人が苦手・良さがわからないとしている食べ物の、一種偏見のような悪口」って面白いんだよな〜という気持ちになった。
読み終えて、いろんな人に好きな食べ物を聞いて回りたい気持ちになった。
わたしの好きな食べ物はオムライスです。