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@_angelicbe_
2026年6月17日
推し、燃ゆ
宇佐見りん
読み終わった
主人公の気怠さやどろりとした気分の重さがそのまま自分にも流れ込んでくるような文体でとても芥川賞作品っぽかった、梅雨のどんよりした季節に読むのがあまりにも似合う小説。
ひとつ思ったのは(内容の是非ではなく)、今このタイミングで主人公から他者の生活の支援を切るべきではなくないか?という… そのまま戻れない泥沼みたいなところに沈んでいってしまうような気がして 住処が提供されてる時点で完全に支援を断ち切っているわけではないと思うけど、まだ未成年で未熟な彼女を今家族から切り離しても悪化するだけのような気がした
今ちょうど三宅香帆さんの「なぜ働いていると〜」を読んでいてこの本について書かれていたことでようやく理解できたところでもあるんだけど、この時代に人生の主体性を自分で持ち続けるのってあまりにも難しいと思う というよりも、主体性を任せてしまう・奪われてしまうものが暮らしに溢れすぎている。仕事には否が応に主体性を奪われてしまうし、元々主体性のない人が他人にその全てを一任してしまえるシステムが推し活とかいうものには整いすぎていると思う


