
gato
@wonderword
2026年7月4日
歪み真珠
山尾悠子
再読
好きな短篇集
昔はコラージュのないロマン・コラージュのような「人魚たち、娼婦でいっぱいの海」がお気に入りだったが、最近はこの時期になると「水源地まで」を読み返したくなる。
子供のころ住んでいた家は柴垣の木戸のすぐ外に水門があった。それは五歩で渡れるほどの石橋を渡した用水路の水門なのだが、水はこうして管理するものだと見て覚えながら育ったように思う。まさか水源地の管理の当番が回ってくる魔女を恋びとに持つことになるとは思いもしなかった。
75p





