歪み真珠
32件の記録
- 白湯@_sayu2026年8月13日読んでる「影盗みの話」131 ゴーレムとの差異 「仮面物語」「山尾悠子作品集成」を読むこと 「火の発見」149 円筒状の世界 「遠近法」を読むこと 「アンヌンツィアツィオーネ」157 天使 受胎告知 半陰陽 滅びた世界の王妃 「夜の宮殿の観光、女王との謁見つき」165 女王の影に入ることの意味 命を懸けても叶えたかった母の心願とは 玉座の下の白鼠? 女王の娘なのに痩せて真っ青で少年の食いかけのパンを奪う 結婚と離婚?食べ物は愛? 小男が彫像の台座の廻りで探していたのはきっと影に入った元恋人 とすると白鼠とは 「夜の宮殿と輝くまひるの塔」177 胸を剣で貫かれた大理石の女王 重い甲冑を着せられた私 塔に幽閉された邪悪な弟 弟を助けるはずが指を食いちぎられ自分が塔に閉じ込められてしまったが、その塔でのダイナミックな自然描写、飢えを味わい生を強く感じる歓喜 毒親と逃れようとして逃れられなかった姉と家を出て自由を得た弟のように感じられた 最初の女王の言葉が咀嚼できないのでまた読み込む
- 白湯@_sayu2026年8月13日読んでるどれも楽しんで読んでいるのだが「影盗みの話」がどうにもよく分からなくて何か下敷きになっている作品や設定があるのかしらと思っていたら「仮面物語」「山尾悠子作品集成」収録の「ゴーレム」との差異についてのお話とのこと。他にも別の作品と繋がっているお話があるようなので「ラピスラズリ」「夢の遠近法」も読むことにする。
- 白湯@_sayu2026年8月11日読んでるびじゅチューン!の曲のように美術品が動き出すようなイメージが好きな人に読んで欲しいのがいくつか。あと太宰治のお伽草紙のように有名な作品を山尾悠子さん独自の幻想的な世界観で描いてあるお話も。
阿部義彦@xtc1961ymo2026年7月5日読み終わった遅ればせながら、筑摩書房の『幻想文学怪人偉人列伝』とちくま文庫の彼女によるアンソロジー、『構造と美文』によって存在を知った、山尾悠子さん手に入りやすいのは、読み尽くして多分これが最後かな。親本は国書刊行会です。15の掌編小説集ですが、僅か1センチに満たない薄さ、これが一編の小説なら3時間も有れば読了できたのですが、15編それぞれに、読み終わった後に、余韻や読み筋の解読やその構造や、どうしたらこんな物語が作れるのだろうかや、圧倒されたり毒気に当てられたりして、すぐ次の物語には入れずに、まあぼおーっとしてしまい、読むのにほぼ一日掛かりました。好きなのは『美神の通過』ですね、好きな漫画家である、古屋兎丸さんの世界を連想してしまいました。音楽で言えば、文学期ゼルダや戸川純の世界観みたいな、ノスタルジア、ファンタジウム、そして残酷!たまりませんでした。









gato@wonderword2026年7月4日再読好きな短篇集昔はコラージュのないロマン・コラージュのような「人魚たち、娼婦でいっぱいの海」がお気に入りだったが、最近はこの時期になると「水源地まで」を読み返したくなる。 子供のころ住んでいた家は柴垣の木戸のすぐ外に水門があった。それは五歩で渡れるほどの石橋を渡した用水路の水門なのだが、水はこうして管理するものだと見て覚えながら育ったように思う。まさか水源地の管理の当番が回ってくる魔女を恋びとに持つことになるとは思いもしなかった。 75p





jaguchi@jaguchi872025年11月9日読んでる図書館で借りた15作の掌編集。順番を気にせず、気になるタイトルから読んでいる。 「図版は女人魚の正面外観を解説するものだった──その腹袋は仔を育てるためのものではなくて、ただの物入れなのだと。」 (『娼婦たち、人魚でいっぱいの海』) 「わたくしはね、大理石の糞をするのよ。玉座の下に白鼠が一匹いて、巣をつくっていることが悩みなの。」 (『夜の宮殿の観光、女王との謁見つき』)





りなっこ@rinakko2025年8月21日読み終わった再々読。やはり素晴らしい。うとり…隅々まで堪能した。 熱に浮かされたような乙女たちと美神(ヴィーナス)、娼婦と人魚、誰にも追いつかれないアタランテ(凄くいい)、『ラピスラズリ』の落穂拾いの“私”と姪のトマジ、纏足の女王…と、少女や異形の女たちから気持ちが離れがたい(あ、ゴルゴンゾーラ大王も大好き)。こちら側からは触れえぬ硬質な世界の、まやかしの遠近法に惑わされる心地も格別だった。 美麗な装幀の単行本を愛蔵しているけれど、山下陽子の装画もぴったりで素敵だ。



























