南雲 "三体3 死神永生 下" 2026年6月30日

南雲
南雲
@yorumichi
2026年6月30日
三体3 死神永生 下
三体3 死神永生 下
ワン・チャイ,
光吉さくら,
劉慈欣,
大森望,
泊功
下記感想として色々言ってるが総括してめちゃくちゃ面白かったし、5冊とも読んで悔いなしです😄 --- これで……終わり……?! 終盤程心とAAが冬眠から目覚めて小型の宇宙船にいるって分かった瞬間、「これは曲率推進ドライブするやろ!!」とワクワクして本当にそうなったから激アツだった。まぁウェイドの邪魔しておいてお前だけ助かるのかよ…感も否めないんですけども。あと、次元攻撃に関しても面白くて、主人公たちは二次元化していないから、結局二次元化=死とも言い切れない(そもそも三次元と二次元で「死」の概念すら違うかもだよな〜)のが不思議な感じだった。四次元世界の描写よろしく二次元化される太陽系に関してもなかなか理解が難しいんだけど、作者の頭の中にはきちんと絵が見えてるんだろうなと思わされるように丁寧に描写されており良かった。 一方ラストで程心と関、AAと天明がそれぞれカップルになっていたのは脈絡がなくて意味不明だった。男性が書いた話だなって感じ。男女二人が長い時間を過ごして、世界に二人きりなので結果的にまあそりゃ恋仲になるだろうとは思うものの、なんか、過程がすっ飛ばされてたから、「え…?」みたいな……。 最終的に、「程心の選択はずっと「愛」に基づいていた」「宇宙が全て程心のような存在でできていれば、宇宙自体の死を免れたかもしれない」と締めたのは自分にはしっくり来なかったが、三体は全編を通して美しい文章が多かったので、SF作家とはロマンチストなのかもなぁと思いました。SF初心者なので。 好きな一節 “そのときだしぬけに悟った。死とは、永遠に点灯している唯一の灯台なんだと。つまり、人間、どこへ航海しようと、結局いつかは、この灯台が示す方向に向かうことになる。すべてが移ろいゆくこの世の中で、死だけが永遠だ”
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