珈柊 "十角館の殺人 <新装改訂版>" 2026年7月4日

珈柊
@Kahfy
2026年7月4日
十角館の殺人 <新装改訂版>
最初は登場人物達の渾名や情報量(犯人を当ててやろうとすこし細かく読みすぎてた)の多さでスローペースに読んでいたが、一人目の被害者が出たあたりから、続きが気になってあっという間に読んでしまった。渾名問題は全員のキャラが濃いためにすぐ解決したし、情報量についてはミステリに慣れていないせいか少し読み方を間違えていた気がする。もっとシンプルに楽しんでよかった。 全体通して面白かったが、一部のトリックの後出し感が強かったのと、犯人の動機が弱いのがちょっと気になった。作中でなんども、狂っている奴にもある程度の動機が……といったくだりがあるので、一般人から見た時の妥当な動機と、人を殺せるほどに狂ってしまった人間の妥当な動機は異なるのかもしれない。ただ、最初の独白や、ラストシーンからして、そこまで狂っていたようには見えないんだよなぁ。 ちなみにこの本を読んでいたときはブルーベリーソースのかかったギリシャヨーグルトを食べていたので、読後感がなんだか紫。
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