端隅
@R_nut
2026年7月6日
体の居場所をつくる
伊藤亜紗
読み終わった
摂食障害や病気、原因不明の体調不良など、「思いどおりにならない身体」(多かれ少なかれ私たち皆がそうなんだけど)とどうにかつきあって生きている人たちへのインタビューをもとに書かれた本。
わたしはよく体のあちこちをぶつけるし、運動はできないし、謎の頭痛もあるけど「ままならなさ」のレベルがかなり違う。自分の体を動かすことも、身体の状態を感じることもあたり前ではなく、不安定で不思議で絶妙なバランスのうえに成り立っているのかも、と思える。
様々な症状をもつひとのそれぞれの身体とのつきあい方を読んでいく中で、原因と結果、健康や回復とは何か、身体の不確実性などについて考えさせられ、面白かった。薬の社会的な副作用など、考えたことがなかった……しかし、こんなよくわからないもの(身体)と自分は生きているのか……これからもよろしく、と思う。


