
まや
@maaaaa___ya
2026年7月6日
読み終わった
多くの家族が、「良かれ」と思いあまって互いに束縛し、苦しめあっている。それが殺人事件にまで発展するのは極端な例だが、そこに至る芽は、多くの家庭に内包されている。
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はじめに断っておくが、髙崎あかりさんが行った行為を肯定する意図はない。
それでもこれは、引用にあるとおりどの家庭でも起こりうる可能性を秘めているのだと考える。少なくとも、私は他人事だとは到底思えなかった。
一人暮らしをさせてくれなかったら等々、たらればから「私かもしれない」。そう思いながら本書を読んでいた。
親に自分のことを受けとめてもらいたい。それは子どもとして生まれたからにはあたりまえの気持ちのように思う。ただ、憎悪や嫌悪で捻れた親子関係のなかだと、その気持ちは消化されない。それでも親にしてもらったことを考えると、完全に嫌いにはなれない。親の期待や思いに応えられないことに対して申し訳ない気持ちにもなる。
離れればいいのに離れられないのは、きっとこういう複雑な気持ちが絡み合っているからなのだろう。適切な距離感みたいなものって、はかろうと思っても当事者同士だとうまくいかない気がする。だからと言って、自分のことを受けとめてもらえた経験がないと第三者に相談なんてできないよね。それ以前に相談する選択肢がない。そう考えると状況的に厳しかったのかもしれない。もちろん、殺人は決して許されないことだけど。
とりとめのない感想文になってしまった。
あかりさんには、罪を償ったら心のままに自分の人生を謳歌してほしい。心の底からそう思う。
