

まや
@maaaaa___ya
- 2026年9月3日
- 2026年8月31日
読み終わった帰ってから寝るまで、残された時間は二時間もない。そのうちの一時間を飯に使って、残りの時間で風呂に入って歯を磨いたら、おれの、おれが生きている時間は三十分ぽっちりしかないじゃないか。 (中略) ちゃんとした飯を食え、自分の体を大切にしろって、言う、それがおれにとっては攻撃だって、どうしたら伝わるんだろう。 *** この二谷の怒りにとても共感した。恋愛観はまったくわからなかったけれど、食に関しては二谷と似たような考えでいるような気がする。 ちゃんと自炊する時間があるなら、他の、自分の気持ちが満たされるものに充てたい。 自分の気持ちが満たされるもののなかに、ちゃんとした食事が含まれないことが多い。 食事を出来合いのもので済ませることの多い私に、周囲は二谷にかけるような言葉で体を大切にするように言う。この時に感じた苛立ちやモヤモヤを、二谷がうまく言語化してくれたように思う。少しすっきりした。 - 2026年8月27日
死刑にいたる病櫛木理宇読み終わったKindleセールのときに購入。 事前情報とか調べずに読んだ。読後の気味悪さを含めて面白い作品だった。全ては彼の掌の上。文章も読みやすい。 グロテスクな描写も度々ある。何より子どもが傷つく場面が多々あるので、苦手な方は注意が必要かもしれない。 - 2026年8月19日
- 2026年7月31日
読み終わった問題というものは、問題が存在するという認識がないと解決しないということです。 *** 統合失調症の当事者家族の話。 適切な医療が受けられない、南京錠によって行動が制限されるという権利侵害の経過がでてくる。当事者に対するスティグマによるもので、SNSの発展で声を上げやすい時代になった今もなお根強く残っている。それは声を上げている層が、当事者やその家族、医療福祉関係者に限定されているからなのではないだろうか。世間からはそういう問題があること自体が認識されていないからではないだろうか。 「私たちはこれからどうしたらいいのか」を考え続けなければならないと、月並みな表現だけれどもそう思った。 - 2026年7月23日
BUTTER柚木麻子読み終わった - 2026年7月17日
- 2026年7月16日
満願(新潮文庫)米澤穂信読み終わった再読。寝る前に読むのはおすすめできないけれど、読みやすくて面白い短編集。 「夜警」の印象が強くて、他の話を思い出すために再読した。 人間って怖い。真相に近づく度にゾワゾワする。 初見は「夜警」を夜に読んだせいで眠れなくなったのを思い出した。笑 「万灯」も好きだなと思った。開発とか後世への思いとか素敵だなと感じた。ただ人間って怖いね。 - 2026年7月13日
同志少女よ、敵を撃て逢坂冬馬読み終わった自分が怪物に近づいてゆくという実感が確かにあった。 しかし、怪物でなければこの戦いを生き延びることはできないのだ。 *** 戦争しても何も得られない、あたりまえのことを改めて実感した。 外交官を夢見た主人公は、戦争に巻き込まれて狙撃兵になった。戦禍を生き抜くなかで、殺した敵の数を誇るようになっていく。読んでいく中で、そう思わないとこの環境に身を置けないのだとやるせない気持ちになった。主人公の狙撃兵としての正義感や歓び、戸惑い、逡巡、葛藤が丁寧に描かれているように思う。 戦禍に順応するのは精神的な成長なのではなく、ある意味防衛本能のようなものなのだと考えさせられた。 主人公も自身の考え方の変化に戸惑い、時には自身に失望する様子が描かれている。それでも「何のために戦うのか」それは彼女の正義として、最後まで一貫していたように思う。そこは彼女の精神的な強さなのだと感じた。 戦争小説は目を背けたくなる描写も多いけれど、世界には本書と同じ光景を今も見ている人たちがいる。この不安定な情勢だからこそ自分ごとに考えて、読んでよかったと思えた。 - 2026年7月7日
三毛猫ホームズの推理赤川次郎読み終わった中学校の頃に読んだ懐かしいシリーズを再読。 父の本棚から拝借して、朝読書用(休憩時間も結局読んでたけど)の本として持って行った思い出。 トリックと犯人は全く記憶になかったけど、冒頭のやり取りは何となく覚えていた。 中学生の私にとっては衝撃的な場面だったんだろうなと思うと笑えてきた。無垢だったんだなあ笑 私をミステリ好きにさせた要因のひとつであることは確か。赤川次郎先生ありがとう。 - 2026年7月6日
読み終わった多くの家族が、「良かれ」と思いあまって互いに束縛し、苦しめあっている。それが殺人事件にまで発展するのは極端な例だが、そこに至る芽は、多くの家庭に内包されている。 *** はじめに断っておくが、髙崎あかりさんが行った行為を肯定する意図はない。 それでもこれは、引用にあるとおりどの家庭でも起こりうる可能性を秘めているのだと考える。少なくとも、私は他人事だとは到底思えなかった。 一人暮らしをさせてくれなかったら等々、たらればから「私かもしれない」。そう思いながら本書を読んでいた。 親に自分のことを受けとめてもらいたい。それは子どもとして生まれたからにはあたりまえの気持ちのように思う。ただ、憎悪や嫌悪で捻れた親子関係のなかだと、その気持ちは消化されない。それでも親にしてもらったことを考えると、完全に嫌いにはなれない。親の期待や思いに応えられないことに対して申し訳ない気持ちにもなる。 離れればいいのに離れられないのは、きっとこういう複雑な気持ちが絡み合っているからなのだろう。適切な距離感みたいなものって、はかろうと思っても当事者同士だとうまくいかない気がする。だからと言って、自分のことを受けとめてもらえた経験がないと第三者に相談なんてできないよね。それ以前に相談する選択肢がない。そう考えると状況的に厳しかったのかもしれない。もちろん、殺人は決して許されないことだけど。 とりとめのない感想文になってしまった。 あかりさんには、罪を償ったら心のままに自分の人生を謳歌してほしい。心の底からそう思う。 - 2026年7月2日
「おかえり」と言える、その日まで中村富士美読み終わった再読。 性格や価値観、生活史をプロファイリングして行動傾向をアセスメントしていく。対人援助職の本人視点で考えることに通ずるものを感じた。本人の帰りを待つ家族との向き合い方についても考えさせられた。 - 2026年7月1日
- 2026年6月26日
- 2026年6月17日
十戒夕木春央読み終わった今作もおもしろくてスラスラ読めた。 『方舟』同様、犯人の予測はしやすかったけど、結局最後の最後で衝撃を受けることになった。 いや、オチそれかーーーい!!みたいな。 確かに、一番嫌な死に方するかもだよねとか、色々納得した。 『方舟』→『十戒』で2周目読みたい。 - 2026年6月12日
失われた貌櫻田智也読み終わった様々な登場人物が線で結ばれて、最終的には過去に起きた一つの事件に繋がっていく。物語は淡々とした雰囲気で進行していくけれど、「ここで繋がるのか!」と飽きずに読み進められた。 タイトルの「失われた貌」ってそういうことか!とハッとさせられたラストでした。 - 2026年6月11日
一次元の挿し木松下龍之介読み終わった読みやすくておもしろかった。 結末は賛否わかれるかなと思うけど、個人的にはとてもいい読後感だった。万事解決とはいかないね。あの場面で悠が気づかなかったのは、彼が精神的に成長した表れな気がする。過去への執着や依存からの脱却のような。前を向けられたのはよかったと思う。 白のポリタンク、「ちゃぽん」の表現がとても怖かった。この描写はホラーを感じた。 - 2026年6月9日
方舟夕木春央読み終わった裏で何が行われていたのかという視点で、2周目を読みたい気持ちになった。 読み進めていくうちになんとなく犯人はわかったけれど、真相まではたどり着けなかった。 物語の最後に明かされた真実にとても衝撃を受けた。 - 2026年6月5日
- 2026年6月3日
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