
フンフン
@funfuun
2026年7月6日
ネバーランド
恩田陸
読み終わった
高校生ぶりに再読。
伝統的な学寮にで年越しする4人の高校生男児。
其々が自分で抱えきれないぶつけどころのない事情と感情をもっている。表面上はおちゃらけていたり、柔和であったり、クールであったり、高校生らしい振る舞いをしているけど、心の奥に絡みついている熱をどう扱えばいいのか分からずぐちゃぐちゃになっているのがふとした瞬間に溢れ出てくる。
ヒリつく空気感、だらつきながらただ流れる時間。
4人を突き放すでも包み込むでもなく、ただそこにどんっと構える学寮。
恩田さんの作品は、夜のピクニックや木漏れ日に泳ぐ魚などと同様に、その世界の中で流れる時間の空気感の濃さがものすんごいと感じる。


