
余白
@ruisui
2026年7月7日
太宰治の辞書
北村薫
読み終わった
〈円紫さんと私〉 6作目、ラストです。
「私」はアラフォーになっていて、職場の中堅になっており、結婚して、中学生の息子さんがいます。
でも、本にまつわる謎(というか疑問)を追う姿は相変わらず情熱的で、研究者のよう。
生活が変わると、友だちも変わりますが、「私」の友情は学生時代から変わらず続いているようで、うれしい。
正ちゃんから太宰の『女生徒』を借り受けるのですが、「返さなくていい」と言われます。
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「変なもんだね。若い頃だったら、まず〈ちゃんと返せよ〉っていったのに。 でも、この年になると違うな。自分の好きだった本が、友達のうちにずっと置いてあるのも、悪いことじゃない」
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人との距離が変わり、時間も流れ、考えが変わる。
それはさみしいことだけではないんだなと温かくなりました。








