
noko
@nokonoko
2026年7月7日
わたしの身体はままならない
伊藤亜紗,
熊谷晋一郎,
野澤和弘
読み終わった
借りてきた
心に残る一節
性の同一性というよりは、自分の同一性が問題だった。(20p)
「何をやってもいい」と与えられる自由を、消極的自由--束縛されない自由と言うのだとすれば、それに対して積極的自由は、何か自分がやりたいと思うことを見出すプロセスがサポートされるような自由です。価値を形成したり、こういうふうに生きたい、ああいうふうに生きるべきだ、という個人的なポリシーを練り上げていくような、選択をする根拠を獲得していく自由だと整理できます。(39p)
「ダイバーシティ」というスローガンのもとに新しいマーケティングのあり方を提案しているのを見ると目を覆いたくなる。ダイバーシティは社会の前提であって、LGBTは、ひとりひとりがそれぞれ生存している自由な人間である。(71p)
同調圧力に負けずにテレワークを続けられたのは、20代の頃に抱いた気概というか意地のようなものが自分のなかに残っていたからだと思う。
束縛されることがなく何でもできることが自由なのではない。自分の力ではどうにもならない運命に束縛され、大事なものを守るためにいろんなものを捨てた。そこに残されていた、不確かではあるが小さな可能性。それを自らの意思でつかみにいく。そんなふうにしなければ自由というものは手に入らないのだと思う。(79p野澤和弘)

