篠乃崎碧海 "天路の旅人" 2026年7月6日

天路の旅人
天路の旅人
沢木耕太郎
誰かの人生の足跡をインタビューや膨大な資料を元に立ち上げていくノンフィクション的な書き方の勉強をしたくて最近色々読んでいる。そういえばこれはまだ読んでいなかったと思い出して初読。  旅人の手による誰かの足跡の記録には、書き手が旅人であるからこその優しさと厳しさが同居するように思う。つまりまず書き手が旅人の精神と肉体的記憶を持っていなければ成り立たないのではと。旅人を書くならばまず自分が旅人にならねばならない。そんな気がした。  己の肉体の枷が憎らしくなった。自由に生きられる自由を羨ましく思う。放浪したいなあ。
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