

篠乃崎碧海
@Aomi_rds
雑食。気が向いたら記録します。神保町PASSAGE by ALL REVIEWSにて棚主やってます。その他自サイトに気まぐれに小説あげたり。
- 2026年1月29日
叫び畠山丑雄読み終わった雑誌掲載時に読んでいたが、受賞されたので改めて読んでみた。 言葉のリズムが気持ちいい。静かな水面を切り進むようだ。舟のたてる微かな波が岩壁に当たって反響して、それが重なって大きな何かになるような、しかしそれは自分の中で繰り返しはね返るのみでどこにも出ていけないような、閉じた快楽がある。美しく哀しいと思う。 戦後についてもっと深く考えたいと思った。 - 2026年1月29日
小説野崎まど読み終わったタイミングを逃していてようやく読んだ。最後のページを閉じてすぐ、読んでしまった、と思った。 最近出版されたものに刺されたと思えたのは久々である。感情が動くかどうかよりも言葉そのものの美味しさ、それが見せてくれた景色の美しさに酔いたいタイプの読者なので共感で小説を読むのは好きではないのだが、思わず幼い頃のことを思い出してしまった。初めて指輪物語を読んだ頃のこと。どこの遊び場よりも図書館が楽しいと思っていた頃のこと。 読み終えて救われたように思う人も少なくないんじゃないかと感じた。が、それについては私はそうでもなく。恐らくそこについてはあまり葛藤を覚えたことがないからだと思う。 それよりも、ああ、書かなきゃいけないな、と思った。 - 2026年1月9日
サイレントシンガー小川洋子読み終わった久々に小川洋子の作品を読んだ。実験作なのかなと思った。 霧の中を手探りで進むような文章が心地良くはあるのだけど、心地良いだけでふんわり終わってしまったので少し物足りなさを覚えてしまった。オチがほしいわけではないのだが、なんというか、もう少しだけ目指す先を見たかったような気がするというか。 老介護人の死の描写は至高。寂しい夜に読み返したくなるワンシーン。 - 2025年12月16日
ババヤガの夜王谷晶読み終わった絶賛されてるので読まねばー読まねばーと思いつつ漸く読了。うん、爽やかで読みやすかった。 欲を言えばもっとドロドロした重いものを期待していたのだが。馳星周の初期作みたいな…。これは勝手に期待しただけのことなので作品の良し悪しとは関係ない。 ひとつだけ言うならば、何故ダガー賞?推理小説じゃない気がするのだが。賞のジャンルは面白さとは関係のないことなのでどうでもいいが、推理小説ってなんだっけ、とは思った。 - 2025年11月10日
死もまた愉し (講談社文庫)結城昌治気になる - 2025年11月4日
柚木沙弥郎 旅の手帖柚木沙弥郎気になる - 2025年11月4日
もの想う時、ものを書く山田詠美気になる - 2025年11月4日
- 2025年11月4日
ソーンダーズ先生の小説教室 ロシア文学に学ぶ書くこと、読むこと、生きることジョージ・ソーンダーズ,柳田麻里,秋草俊一郎気になる - 2025年11月4日
文芸編集者、作家と闘う山田裕樹気になる - 2025年11月4日
夏目漱石 美術を見る眼ホンダ・アキノ気になる - 2025年9月23日
- 2025年9月23日
- 2025年9月23日
- 2025年9月9日
グラスハート(2)若木未生,藤田貴美読み終わった話題のネトフリ観る前に原作読んでおきたいな…と思って読んだら文章だけで脳内にいい音が鳴り始めてしまったので、この心地良さをもう少し楽しんでいたくてネトフリは当分先にすることにした。 学生時代に読んでたら本気でバンドやったかもしれんな…と思った。性別もしがらみも全部捨ててやれたかもしれない。あの頃だったら。 BECKは散々読んだのにこっちはなんとなく触れてこなかったのはレディースレーベルだからというくだらない理由だったのでした。本当にくだらない。食わず嫌いでした。 ふらっと消えてしまいそうな藤谷センセイが堪らなくいいね。好きです。音楽的な好みとしてはオーヴァークロームのが気になるけれど。桐哉みたいなアーティストもかなり好きなので。 - 2025年9月8日
NO.6[ナンバーシックス]再会#2あさのあつこ,toi8読み終わった買ったとりあえず読書記録としてつけておく。感想は保留としたい。…今書くとしょーもないことばっかり書きそうなので。 teenagerだったわたしはもういないけれど、彼等は彼等のままそこにいてくれる。そんな事実にちょっと救われた気がした。 - 2025年9月8日
世界99 上村田沙耶香またいつかちょっと開いた気になっていて漸く読んだのだが、今欲している文章ではなかった。寿司の気分なのに餃子食べたみたいな感じ。多分今じゃないので途中まで読んで閉じることにした。今欲しい文体じゃないんだな。またいつか。 コンビニ人間ぶりに著者の作品を読んだ。あれは大変いいと思ったのだけれどな。 - 2025年9月4日
バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 下R・F・クァン,古沢嘉通読み終わった現実世界と地続きのファンタジーを読むとき、作中で魔法の解ける瞬間にいつもそこはかとない寂しさを覚える。これは希望とハッピーばかりの夢物語ではない、今私達が日々向かい合い戦っている世界と何ら変わりはないのだと気付かされる瞬間が。 幼い頃はそれが特に嫌で、ハイ・ファンタジーばかり読んでいた時期もあったのだけれど、最近は逆に現実とリンクした作品の方が読みたくなる。この世界にはまだ私が知らないだけの魔法も悲惨極まりない現実も、同時に存在するのだと知ることができるから。その方が救いがあったりしないか? エピローグの前の最後数行がとても美しく哀しかった。ああいう一文が最後にあると、ああ読んできてよかったなと思える。好きな読後感でした。 上下巻通してロビン以上にグリフィンが気になって仕方がない。彼のスピンオフとかあったら是非読みたい。出ないでしょうけれど。ああいう憎みきれない哀しい奴、かなり好き。 - 2025年8月31日
- 2025年8月31日
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