本屋lighthouse "プシコナウティカ" 2026年7月7日

プシコナウティカ
異議申し立てする若者たちは、それがマルクス主義に由来するものであろうが、カトリックに由来するものであろうが、現代の資本主義社会における個人主義と消費主義に対する闘いにおいて共闘した。精神医療の現場は、そうした若者たちに、観念を実践に結びつけ、他者性と多様性に対する新たな関係の構築を通して自分と世界の両方を変革する具体的な場と機会を与えたのである。(p.75) 前半部分もとても大事なのだけど、「自分と世界の両方を変革する」という部分に注目したい。いわゆる社会運動に私たちが参加したくなるときというのは、もしかしたら社会を変えることよりも「自分が変われる」というところに惹かれてのことなのではないか。だから社会を変えようというスローガンのみでは人は動かない。自分が変われる可能性を見出せること、これが必要になる。
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