
マニュアルノート
@Manualnote
2026年2月12日
こゝろ
夏目漱石
かつて読んだ
「精神的に向上のないものは 馬鹿だ」
という名セリフが登場する作品
私と先生の奇妙な関係を描いた物語
海で先生と出会い、交流を深め、手紙で別れを告げる
先生が厭世的な理由になるまでを深く描かれている
先生と遺書 までは おまけのように感じた
書き方は古風であり読むのに難儀した
少し時間がかかったが、先生と遺書には
引き込まれた
一人の人間が後悔に追い込まれ、他人を巻き込むまいと苦しんだ後に、自分を知ろうとした人間に全てを打ちあけるものがたり
いわゆる 墓まで持っていく事実を 「私」は一方的に背負わされたようなもの
果たして「私」は先生の妻にそれを告げるのだろうか
いや 告げないだろう
