"対岸の彼女" 2026年7月8日

月
@snow23
2026年7月8日
対岸の彼女
対岸の彼女
角田光代
どこか薄暗さを孕みながらも淡々と進んでいく物語に続きを読む手が止まらなかった。でもこの薄暗さが生きているということかもしれない。基本的には暗くて悩んで苦しくてどうしようもない日々の中で、どこに行くこともせず、ただ向き合って光を見つけて生きていくのが人生なのかもしれない。 学生時代に限らずその時々で関わっている人間関係がこの世界の全てのような気がするのに、1度離れてみるとすっかり忘れ去ってしまえることを、この本を読んで思い出した。 これからも無数の出会いと別れを繰り返していくのだろうが、いまこのお話を読めて良かった。
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