対岸の彼女
163件の記録
- bagel@meiy_ou82026年3月29日読み終わったSNSに流れてきた冒頭の一文で気になって調べたら「家の本棚にあるやつでは…」となり自分のところに持ってきて読み始めた。読んでいて苦しくなったり登場人物の発言に苛立ったりしたが、主人公2人がどうなっていくのか気になってスルスル読み進めた。「(私の心を)救ってくれ…!」の気持ちもあったかもしれない。最終的に、自分自身の人との関わりに対する暗い気持ちに淡い光を射してくれたと思う。森絵都さんによる解説を読んでまた本編を読み返したくもなった。


うに@hm_052026年3月18日読み終わった全く違う環境で育ち、性格も正反対な 小夜子と葵。 でも、二人には共通点もあった。 過去に大切な友人を失ったことだ。 二人とも似たような経験をしてきたからこそ、お互い理解し合ってほしいな、このまま二人が一生会わないなんて嫌だなと思ってた。 最後、小夜子が葵のもとでまた働かせて ほしいと頼みに行ってくれて、本当に うれしかったし、二人の友情は これからも末長く続いてくれるといいなと 心から思った。 あと、森絵都さんの解説が 本当に素晴らしすぎる解説だった。 この本を読んで思ったことを全て 言語化してくれていて、感動した。 解説まで素晴らしいこの本を ぜひ多くの人に読んでもらいたい!


そら@chiaki91y2026年3月17日読み終わった数年前に買って、あまりの主人公の暗さに一度挫折して処分してしまい、もう一度購入してようやく読み切った本。 途中までは、専業主婦が仕事初めて人生好転するシスターフッドものね、2007年初版だしこれが出た頃はこの手の題材って新しかったのかなぁくらいに思ってた。笑 読み進めてると、立場の違う女同士は分かり合えないって展開になってきて驚いた。と思ったら…というラストで振り回された。 絶妙に人をイラつかせる会話がしょっちゅう出てきて面白かった。 最後の森絵都の解説の言葉が良かった。 私は「爪痕を残す」って思ってたことを「鋳型を穿つ」って表現されてた。
midori doremi@midori_no_yama2026年3月16日買った読み終わった「結婚する女、しない女、子供を持つ女、持たない女、それだけのことで、なぜ女どうし、わかりあえなくなるんだろう。」あらすじより 書店で気になっていた角田さんの新作。 主婦で子持ちの女性と独身で起業家の女性が出会い、仕事を通して関わりながら、過去の記憶が現在へと結びついていくお話。 角田さんの書く小説は、喜劇でも悲劇でもなくて、どこまでも現実的で、誰の記憶とも重なるような普遍的な感情が渦巻いているように思う。 ハッピーエンドとか、そんな結末はどこにもなくて修正しながら現実を生きていく“今”を描いている感じがとても心地よい。 昔から角田さんの小説を手に取る機会はあったけれど、どこか掴みきれなくて最後まで読めない、ということがあった。けど、最近は角田さんの書く文章がぴたりと合う感じがある。 『対岸の彼女』の中に出てきたふたりの女性のように、時間を帯びて変わっていくこともあるし変わらないこともある。それに時間をおいてまた求めることだってあるのだろう。そういう出逢いを繰り返していくことが人生の愉しさでもあるのかなと思った。









- MS@MS11192026年2月24日読み終わった「この先20年先」になって読んでも色褪せない物語だった。女性を取り巻く状況が変わっていないことに絶望も感じるが、葵と小夜子のように置かれた環境が違っても、新たに出会い、仲を深めるような関係性を自分も築いていきたい。ナナコ、どこかで幸せになっていてくれたらな。 もっと一人一人の物語を知りたいと思ってしまったので私は長編小説の方が好きなのかもしれない。


ゆ。@XtVq42026年2月10日読み終わった@ 野洲市歳を重ねていくのは、誰かと出会い続けるため。人と関わるとその人の型が自分に開く。だったら私は、今どんな形をしているんだろう? 学生の頃は、1人で行動することが心細くて、クラスに友達が1人しかいない時にその子が休みだったりすると、絶望した気分になったのを思い出した。そうならないように他にも友達を作ったりもした。今では1人で旅行もお出掛けも外食も出来るけど、その頃の私には、移動授業で1人で行動することですら、普通にすることができなかった。 大人になっても、近づいては離れの繰り返しで、この人とはずっと仲良く出来る、私の片割れのようだと思っていた人が、あっさり距離をとってきたりする。その時、私の中のその人の型がひんやりと冷まされ、これまでの熱が嘘みたいに引いていく。そんなことを幾つになっても続けていくのかな。でもそれは悲しいことではないのかもしれないと思えた。その人と出会えたことで、この先もそんな人と出会えるだろうという予感と、出会えなかったとしてもその時の経験は消えずに残るから、だから私も、人と出会うためにこれからも生きていこうと思った。









- かな@libroyomu2026年2月2日読み終わった借りてきたゆっくりゆっくり本題のテーマに近づいていく感じ。 自分は高校時代に仲間外れとか、無視とかそういう経験がないから、ああそういうこともあるらしいね、と少し人事のようには感じた。 いくら歳を重ねても、その状況は変わらないのかもしれないし、主人公のように出会いを楽しめるようになるのかもしれない。

- こあら🐨@wing28302026年2月1日買った読み終わったずっと気になりつつ… 三宅香帆さんと角田光代さんの対談を見て、ついに。 今読んでよかった、いや、もうちょっと早く読めばよかった…!! 大人になってからの友だち、って、難しい… チャポンと行こうでも挙げられるテーマ。 会えない友だちは合わない、とも、最近どこかできいたなぁ。 「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かの方が、うんと大事な気が、今になってするんだよね」 森絵都さんの解説が秀逸すぎる。 「人と出会うということは、自分の中にその人にしか埋められない鋳型を穿つようなことだと思っていた。人と出会えば出会うだけ、だから自分は穴だらけになっていくのだ、と。けれどもその穴は、もしかしたら私の熱源でもあるのかもしれない。時に仄かに発光し、時には発熱し、いつも内側から私をあたためてくれる得難い空洞なのかもしれない」
はる@mococo2026年1月31日読み終わった本屋さんのPOPに惹かれて購入。 長い人生の中で考えたら短い間の付き合いだったけど、きっと鮮烈で。この先会うことはないかもしれないけど、それでもお互いのこと忘れないんだろうな。 森絵都さんの解説もよかった。




るー@ranranru_04232026年1月28日読み終わった少し前に長年親しくしていた人と距離を置くことにして、友達と呼べる人が少ないことへの不安を感じていたタイミングで読んだ。 いつになっても人間関係って難しい。正解は分からないままだけど、このタイミングでこの本に出会えて良かったと思う。頑張っても関わり合えない人ももちろんいるけれど、一度離れても再度人生を共有できる人もいるはず。人間は変わるし(変われると信じたい)ましてや誰かとの関係性なんて常に変わるから。 本の感想と少しずれてしまったかもだけど今の私が思ったことをメモ。読む時期によって感じる事が変わりそう。




りり@booklover07232026年1月16日読み終わったどこかで友達に馴染めない自分を見てるような、胸がキュッとした。大人になってもどこのコミュニティでもあるんだろうな、人間関係って難しいよね。





- アネモネ@korino2026年1月9日森絵都さんの解説を書き留めておきたい 人と出会うということは、自分の中にその人にしか埋められない鋳型を穿つようなことだと思っていた。人と出会えば出会うだけ、だから自分は穴だらけになっていくのだ、と。 けれどもその穴は、もしかしたら私の熱源であるのかもしれない。時に仄かに発光し、時に発熱し、いつも内側から私をあたためてくれる得難い空洞なのかもしれない。





紺@hatopoppo2025年12月6日読み終わった友達がいることがこの世界に生きる最低条件であると信じて必死で誰かといようとするような、あの頃の生々しい感覚を思い出した。それゆえに読んでる途中苦しくなることが多かった。



ellie@books_1o72025年11月11日買った読み終わった何もこわくなんかない。こんなところにあたしの大事なものはない。いやなら関わらなければいい。とても簡単なことなんだ。 それは強がりでも空元気でもなく、シンプルな事実だった。 私もまさにそのタイプだから凄く共感した。 仕事や子どものこととなると、そうはいかない場面もあると思う。 だけど万人に好かれようとしたり、人に合わせて取り繕ったところに果たして大事なものがあるのか。


よみむすび@read-holic772025年10月21日読み終わった仕事とか育児とか家事とか、毎日やるべきことをやって、 あー今日もがんばった!明日もがんばろう。 そう言って一日を終えたいだけなのに いろんなことに囚われる。 私の思う、普通の中で生きたいだけなんだ。






あさだ@asadadane2025年10月7日読み終わった小説すき傍にいることがなくなっても、離別しても、かつて私が誰かへ抱いていた愛も情も無駄なものなんてひとつもなかったし、誰かからもらったものも無くなりはしないと思った


春見@m_books_l2025年9月7日かつて読んだ人生は、生き方の違うふたりが交わる瞬間の連続である。同じ方向を向いていても、ゆめゆめひとつになることはできない。 . この歳になって、選択を迫られる度に自身の遠い未来を不安に思うようになった。いくつかのイメージを用意し、安心できるように怪我をしないようにふかふかのクッションで気持ちを埋める作業をしている。 私は、もう少し自分が選んだ道が正解であることを知らなくてはならない。行く先々で出会うかけがえのないものたちを忘れてはいけない。 一つ一つと交差する瞬間を私は取りこぼしてはならない。 . 本書を読んで、心がいっぱいになって溢れてしまった。森絵都氏の解説まで読んで欲しいと思う。



綾鷹@ayataka2025年8月2日・ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことのほうが、うんと大事な気が、今になってするんだよね ・なぜ私たちは年齢を重ねるのか。生活に逃げこんでドアを閉めるためじゃない、また出会うためだ。出会うことを選ぶためだ。選んだ場所に自分の足で歩いて行くためだ。
もるてけ@moruteke2025年4月25日読み終わった自分にとって大切なものが1つさえあれば、薄っぺらい人付き合いとかどうでも良い 歳を重ねる意味は、大切な何かに出会うことなんだろうなと感じました。


404@1410142025年3月25日買ったいろいろ便利になった時代に、たった一冊の文庫本を求めて街を駆け抜けるのは、私の人生と少しでも重なり合った人の好きな一冊を、手や目に触れるもので残しておきたいから。本棚は私の人生そのもの。 もう会えなくても、本棚でまた会える。本棚の前に立てばちゃんとまた叱られるし、ときめくし、泣く。

柴犬@storyseller2025年3月21日読み終わっただってあたしさ、ぜんぜんこわくないんだ、そんなの。無視もスカート切りも、悪口も上履き隠しも、ほんと、ぜーんぜんこわくないの。そんなとこにあたしの大切なものはないし けどさ、ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことのほうが、うんと大事な気が、今になってするんだよね 黙って腹にためこめば深刻味を帯びるが、口にすればどうしたって喜劇なのだと、いつか思ったことが思い浮かんだ。




羽花@uka_dasuko2025年3月9日読み終わった結婚する、しない、子どもがいる、いないで 女どうしわかり合えなくなる みたいな文句で売られてるけど、 この部分はそこまで問題に感じなかった。 もちろんそういった描写もあったけど。 大事なのはそこじゃない気がした。


haku@itllme2024年11月27日読み終わった話しのあらすじも思いつかないまま読み始めた1冊。 小夜子と葵の出会いとそれぞれの過去が描かれる。 印象に残ってるのは、まるで自分も一緒に追いかけていたような気持ちになった葵の高校生の頃のナナコとの話し。 学校では話さないのに帰りの川辺で集まって語り合い、夏休みに山奥の民宿にアルバイトに行ったり、2人で家出して歩き回ったり。2人で手を繋いで飛び降りた描写はなぜだかそれが必然で美しいものに見えた気がした。 大事なものなどないというナナコはいつまで経っても追いかけたくなるような人だった。どうしても自分自身を葵と重ね合わせてしまう。 葵の今の生き方はまるで高校時代のナナコがいるようだった。それは私も同じなのかもしれないと思った。 小夜子とその子どものあかり。 同じような逃げ場探していた小夜子 1人でいることを選んでしまうあかり 事件として取り上げられた葵とナナコの逃避は2人特有のものなんかではない。 ただの同性愛でもない。 みんな一緒に逃避をしようと自分の手を握ってくれる人を探している。 ただそれができるのは相手がいる人だけで、その手を掴んで川を渡らなければならない。 友情も逃避も孤独も どれかを一度でも選んだことがあるならこの作品は流れるように心に入ってくると思った。 「ひとりでいるのが怖くなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことのほうが、うんと大事な気が、今になってするんだよね」 葵は小夜子にそういった。 いつか私も伝えたい。そう思わせてくれた友人にありがとうと。 角田さんの作品は好きだと思う。
喫茶ジャルダンの本棚@july_reading_19752024年7月16日借りてきたかつて読んだ図書館本主婦の小夜子が勤め始めた先は、大学が同じだったという葵が社長の会社。葵の過去、小夜子のそれも似ていた。ふたりの再出発が軌道に乗りますように。
































































































