セレンシア "ねずみ女房" 2026年7月9日

ねずみ女房
ねずみ女房
ルーマー・ゴッデン,
ウィリアム・ペーヌ・デュボア,
石井桃子
イギリスを代表する児童文学作家、ゴッデンの短編。妻でもあり、作中で母にもなる雌ネズミが、間借りしている裕福な家で飼われるようになった鳩から外の世界の話を聞き、憧れる。鳩との友情も、聞かされるお話も、雌ねずみにとっては夢みたいなもの、つまり美しかったり儚かったる、すぐに忘れてしまうような物だが、夢はそうであっても、夢を見たことは覚えていたりする。夢を見ながら、夢を助け、助けられ、現実の暮らしへと帰って行く。雌ネズミの生き方を通して、イギリスの、世界の多くの女性たちの姿を描いた作品だとも思います。良いお話。
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