ジル@本 "なぜ働いていると本が読めなく..." 2026年7月10日

ジル@本
ジル@本
@SHJHW_Book
2026年7月10日
なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書)
気がつくと増えている積ん読本、気がつく余地もなく増えていない読了本。 昔はもっと本を読めていたのになぁ、というのは過去の自分を美化しすぎなんだろうか。 という個人の悩みや感慨は置いといて。 一時(今も?)話題になった本書は、個人的には「読書」というテーマを使って覗いた日本の労働論というか社会の価値観の移り変わりを追う本かなと思う。 「今この瞬間、以前より本が読めなくなったような気がする個人と社会の話」というよりは(それも後ろの方の章で出てはくるけれども)、各時代の日本社会の中で「読書」にどんな価値がおかれ、社会の変化の中で「読書」がどんな立場に置かれているか、という話だ。 自身も本が読めない!となった経験もある著者がまとめた、本を読むようになる方法も巻末のあとがきにちょろっと出てくる。 この本を読むことで「本が読めない」という悩みが解決することはないだろうと思うが(あとがき記載の方法を励行すれば若干改善はするかも)、そう悩んでも仕方がない世の中に生きているのかもなぁという諦めはつくような気がする。 ついでに、半身の仕事で全身時の給料が貰えたらそんな楽なことはないのにな!と、怠惰な私は思うなどする。
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