ポトス
@potopotos
2026年7月10日
文庫版 陰摩羅鬼の瑕
京極夏彦
読み終わった
久々に百鬼夜行シリーズの続きを読んだ。
鈍器のような本だが、とてもリズムのいい文章で思いのほかスラスラと読める。
そしてストーリーがどうだとか、トリックがどうだと言う前に、文章ひとつひとつが既に面白いと感じる。ほかの作家とは違うと感じる。
肝心のトリックというか、仕掛けについては、なんとなくそうなんだろうなと予想がつくが、完全に納得はし辛いものだった。ただ、納得できないということ自体が此方の常識との違いになるので、これもまたこの主題に合っているようにも思う。
にしても、流石にあれほど大量の本があればもう少し一般常識的なことが書かれたものもあるんじゃないか…
生きるとは、死ぬとは、過去、今、未来とはといった会話劇はとても面白かった。