ぽてさら "生殖記" 2026年7月10日

ぽてさら
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@bunbun
2026年7月10日
生殖記
生殖記
朝井リョウ
達家尚成(たつやしょうせい)という人間を観察する何者かの視点で進んでいく話。
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一章読み終え。 深く考えると病んでしまうような本質的な事柄を鬼と例えて、ニンゲンは常に鬼に追いつかれないように(深く考えすぎないよに)日々をやり過ごしている、というのを鬼ごっこに例えているのが興味深かった。
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二章。 まさかのこいつが生殖器なんだ(笑)。 エッセイっぽくてすごく読みやすいとともにこのテーマ、いつ思いつくんだろう。
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三章。 人類についての皮肉がた〜っぷり。SDGS然り、人間って本当に自分の都合のいいとこしか見れてないよねっていうのは確かにその通りだなと思った。
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四章読み終え。 ほんとに仕事に疲れた時に読みたいこの章。ビジネスにおける社会人ごっこについて。いくら表面的に真面目に取り繕って見えたってみんなそんなもんだよね〜って共感した。
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五章。同期女性の樹が結婚・出産について尚成に永遠と語る。樹は私と同じで他者とのつながりを重要視して自分の感情をやたら分析したがるタイプ。客観的にやりとりみると、面倒臭いと思われても至極真っ当だなと思う。(追記)子どもという実態を持った個体ではなくて、実は社会的に適応している実感を得たいがために出産を希望している=子どもが欲しいなのではないか、という視点は新しかった。歳を重ねると子どもがほしくなるのは次のステップに進みたいという人間の潜在的意識が起因してる?
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六章。颯のまさかのカミングアウト。 ずっと生殖器のターンだからもはや愛着湧いて考えがダダ漏れなのかわいく見えてきちゃったよ。尚成のLGBTQ観について核心に触れそうで触れない、でもそれでよかった感もある。
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七章、最後。今日読む本偶然だけどずっとタルト作ってんなぁ、、尚成は自分が出生率を上げられない個体であることに負目を感じてたわけだけど(異性愛個体と同性愛個体の大きな違い)、それが解消されることで自分の存在意義が守られるという結論になった?1冊を通して、尚成が自分のパーソナリティと向き合いつつ自分の「しっくり」を探す話だったな。
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