
マル
@maru0
2026年7月10日
熟柿
佐藤正午
読み終わった
あー、私これだめだった。本屋大賞候補作だから面白いかなと思ってたけれどだめ。
ネタバレしてます。
犯罪を犯してしまった女の人の独白。時間の経過ごとの状況が描写されてる。
最後は救いがあるかな、って終わり方。
でも、ところどころムナクソ悪くて私はだめだった。
主人公に対する周りの扱いもそうなんだけど、最初の部分の「熟した柿をジュルジュル吸って食べるのが好きな叔母さんのことを、その人のお葬式でみんなでバカにする」描写がムカッとしてしまった。
いいじゃん!密かな楽しみなのに!しかもお葬式だよ。いくら家族のはみ出し者だとしてもそこでバカにするのひどすぎない??
ぬとーっとしてところどころつるっとしてジャムみたいなのかもしれない。
小説の最後には「柿が熟してやがて落ちるように、機が自然と熟していく」話が出てきて、主人公の周りがおだやかになりそうな雰囲気がでてくる。
でも柿は落ちても、それがみんなが拾いたくなるような良い物かはわからないよね。叔母さんにとって熟れた柿は大事だけれど、みんなにとっては拾いたいとも思わないもの。
この小説には最終結果は書かれない。
最終結果はこのまま流していくのもいいのかもしれない。
ちなみに私尾てい骨を骨折しました。
これもただ時が過ぎてくっつくのを待つしかないとのことでした。
