熟柿
289件の記録
まみ@mami10122026年5月27日読み終わった重く苦しくなかなか進まなかった 故意ではないが確かに罪は犯した、しかしその償いもした 後悔も反省もしているのであればもう少し救いがあってもいいようなものだが 社会的制裁が強すぎる気もするけど命はなにしても償えるものではないからな… 人が人を捌いてる以上(人が作った法律だけでなく社会的にも)、こういうなんとも言えなさはあるよな 反省なしにヘラヘラしてる極悪人が刑期短く出てきて再犯することだってあるし かおりが今後息子と少しでも明るく話せるようになるといいな
しをに@remnkkswn603062026年5月19日かつて読んだ先週読み終わった熟柿の感想を人と語り合った結果、私のあの冗長な感想は「どんでんなんて無かった!!!やったーーーー!!!」の一言に集約できると結論づけられました。
しをに@remnkkswn603062026年5月14日読み終わった向かい風に苦しみながら少しずつ読んでたはずなのに、なんか突然読み終わった。 はーーーーーーーーーーーー私は小説の世界のこと何も知らないな。世の中にはこんな本がまだまだ存在して、たくさんの人に読まれてるんだな。 物語にオチと答えが欲しい気持ちと、なんでも約束通りに作り上げられてほしくない気持ちとがあって、その隙間に、細く長く尖った針をゆっくりずっぷり差し込まれたような感じがする。 長くなるのでもう詳細はブログの方に突っ込みます。彼女の夫だった人に、罪の側面があったことに、まんまと溜飲が下がってしまった自分を目の当たりにしたこととか。 何の話なんだこれ、とずっと思っていたことへの答えとして、真面目に真摯にこつこつ生きていけば、待っていれば、いつか時が満ちて報われるんだって話だったと言えそうで、でもちょっとしっくり来ない。 ある点における結果であって、必然でもゴールでもないというか。 ある程度丈夫な身体や数々の良縁があって、ギリギリ成り立つことでもあった。気持ちの問題では片付かないし、そもそも「罪を犯した人間が地味に静かにじっと辛抱して黙々と報われる日を待った」ことを、よく頑張ったねと褒めて祝福する話でもない。のでは。うーん。 なんか、そういうことではなくて、例えば私が物語に散りばめられた不吉の予兆に怯えたように、彼女の体感にも何度もそういうものがあったはずで、全部を悪い方に意味付けて紐づけて連れていけるようなものが何度も側を掠めていったはずで、それをたまたま、ギリギリで躱し続けた先に、何かふと、予感したのとまるで違うものが転がり込んでくることもある、っていう、小さな小さな一幕だったというか。 しかもそのギリギリってのは、終わらない。ずっと、一生続く。罪が消えることがないのと同じように、罪があろうとなかろうと、裁かれようとそうでなかろうと、日々が続くのと同じように。躱しきってどこかでゴールできる訳でも無い。命ある限りは。 この先もそれは掠めていくし、躱せたり躱せなかったりするかもしれない。それは過酷なことだし、誰でも同じでもある。なんか、そういう印象の物語だった。 悲しいかな、何かの条件が揃うと人はあっけなく罪を負う。極悪人でなくとも、平凡なはずの明日の自分であっても。柿の実ひとつが熟しても、壊したもの、壊れたもの、やったこととやらなかったことは消えない。奪った者も無くした者も一人ではなく、一人がどちらか一方であるとも限らない。 全ての人生はてんでばらばらに進み続けて、大半の他人には理解できないまま、勝手にそれぞれに閉じていく。そういう予感を孕んで敢えて仮そめの幕を下ろす物語が、私は好きなんだと思う。物語の結論、最後の景色を描けるとしても、一つ一つの人生の結論は誰の前にも現れない。死んだ叔母さん1人の人生ですら、なんだったのかなんて、この物語においては誰にも何にも分からないのだし。 このひどくあやふやな物語が、たくさんの人に拍手を持って迎えられたと思うと、なんだか堪らない気持ちになるな。こういう物語を受け止める余白を保った人生でありたい。借りた本だったので、出会いに感謝する意味で買い直してこようと思う。
しをに@remnkkswn603062026年5月14日まだ読んでる進捗、半分弱。 とにかく漠然と何かがどうにかなってほしい一心で、しかし猛烈に気が重いので、朝の通勤時で一気にページを捲って、そこから現実の仕事のドタバタで一旦上書きする、という乱暴な手を使ってなんとか前に進んでます。どこに向かってるのこの話。どうやって柿に戻るの。


- GoHaaaan@-9food-2026年5月12日気になる買った読んでるKindleのサンプルで読んだ 気になるから読みたいに変わった 文字が映像になって目の前で見てるような感覚 久しぶりにこの先が早く続きが読みたいお話し 図書館で予約していたけどまさかの157人待ち気の遠くなるような順番待ちに耐えかねて本日購入して早速続きを読み進めている最中

てるふぉん@ANKAKEYAKISOBA2026年5月10日読み終わった全部が明確にはならない、人のリアルな時間の経過と、必死に生きていることを改めて実感しました。 熟柿_____の意味のように、 少しずつ少しずつ、機転となる出来事が訪れていって、本当はもう少し若いかおりについて想像力が足りないな、だなんて軽視していたけれど、 五十を過ぎた歳になって、これから自分の生き方が前向きになるようにそう思っているかおりは強いひとであるなと感じた。 だからある意味、自分の罪と意識に後悔して、 毎日を生きることに精一杯に拠点を転々と生きてきたかおりと、 罪を自分の心の奥底に沈めて、誰にも言わず押し黙って衰退している元旦那の対比に改めて思い返すと良かったのかなと思う。 義務教育を終えて、自分の生活を自分の足で歩いていける。 その時に彼とかおりはどんな関係性を築いているのか、地続きとなったページの先の未来が気になる同時に、長い一人の女性の生活を深く読めて良かった。




しをに@remnkkswn603062026年5月10日読み始めた100ページくらい読んでめちゃくちゃ気が滅入っているので、世の評価を前提にしてなかったら一旦折れてたかもしれない。割と苦手なタイプの苦しみで、どうにかしてくれー!?が推進力になってる。さてこれも、どうなるかな。- えもたろう@kossussu2026年5月4日読み終わったわりと序盤からずっと辛い 子供がいる身としてはどんどん辛くなるばかり でも本当によく頑張った ひたむきに頑張ることでいい出会いも増えていった 自分が変わるとまわりも変わる そしておのずと機会が訪れる そういうことなのかな



イツキ@maruitsuki2026年4月26日読み終わった罪の物語である前に、「見て見ぬふりをしたあと、自分が自分でなくなっていく」物語に思えた。かおりは、見て見ぬふりをしたことで人生を踏み外したと感じていて、その後は「本物のわたしはどこへ行ったのか」と、自分そのものの連続性を疑う。だから中心にあるのは、法的な償いだけではなく、自分という人間が壊れてしまった感覚で、そこがこの小説のいちばん深いところだと感じた。 そして晴子伯母さんの存在が、とても怖い鏡になっている。単なる不気味な親類ではなく、かおりが「こうなってしまうかもしれない自分」を映す像としてずっと効いている。人の言葉に尖って反応し、噂で輪郭づけられ、孤立していく姿が、自分の未来像みたいに見えてしまう。その意味で『熟柿』は、事故のあとを描く小説であると同時に、老い、孤独、評判、時間の蓄積が人をどう変えるかを描く小説でもあると思う。 でも最後に、この小説はそこで終わらない。題名の「熟柿」が、腐れかけた実の気味悪さだけでなく、「時機が来るのを気長に待つこと」という意味に開いていく。土居さんの待ち方と、かおりが「正しいホーム」へ向かって「乗るべき電車」に乗ろうとする終わり方を読むと、この小説は赦しの物語というより、「過去は消えないままでも、人はもう一度ちゃんと進路を取れるかもしれない」という小さな希望の物語にも見えてくる。大団円ではないけれど、信じる力だけは戻ってくる。その静かな回復が、私にはとても好きでした。


ぱんぴ@ryuji11082026年4月19日読み終わったオーディブル後に活字でも読了。 もちろん轢き逃げなんて絶対やったらダメだし、遺族からしたら犯人が生きてるだけでも腹ただしいと思う。 でも罪を犯した人はその罪を償い、ただ一生懸命に生きることしかできない。 何も望めないし柿が熟すのを待つことしかできないということか。 もう少し被害者やその家族に対しても誠意ある対応が見たかったなー。

Imi@nozominomi_2026年4月19日面白かったー。 思いどおりにはならない理想とは違う道を進む絶望の話にも思えるし、その中でも人は生きていけて幸せはある希望の話にも思えて、熟読してしまった。 最近自分でも思ってるけど、どんなに小さいことでも客観的には無軌道に見えたとしても完全に立ち止まらないで歩き続けてさえいれば何かに誰かには繋がっていくんじゃないかと改めて思った。


- barna-etsu@barba-etsu2026年4月18日読み終わった暗い。。。気が滅入るぜ。でも最後の方は少し光が見えてきた。全くもって伏線とか回収されなくて、ただただ救われない話に見えるんだけど。たまに良い人がいて、その人に主人公が救われている。 主人公の危うさと不運さに引きづられるのが辛い小説だった



- レイ@reinu_06082026年4月17日読み終わった2026年13冊目。ほんの一瞬の過ちが人生をこうも狂わしてしまうのかと読んでいて辛かったけど、半生を見届けようと読む手が止まらなかった。「熟柿、、熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つこと」を知れて、ラストは希望が持てた。「待ち」の時間も、人生には意味があるなと思った。


macochi@macochi2026年4月14日読み終わったオーディブルにて。 人物描写が細やかでずっと苦しかった。最後まで苦しかった。 どうして被害者への贖罪描写がないのか分からなくて、結局主人公に思いを添えることができなかった。聞き逃しただけかな。だといいな。


黄色🟨@xin9xin92026年4月11日読み終わった読み始めと読後で「熟柿」の印象が変わる。 ホラーかサスペンスと思って読み始めたけど、あったかもしれない人生に思いを巡らせ、そうではない人生を歩む物語だった。主人公の周りに残る人たちが良い人ばかりなのが救い。鳩の撃退法の作者さんかー


- keyem4251@keyem42512026年4月11日読み終わった色んな感情が入り混じる話。 最後には前を向いてその土地で生きることを考える。 長い年月でその間にこうしていればと色々想像してしまう。 劇的な改善ではなく緩やかに進む。 人との繋がりや環境が影響する。



ホンのスイッチ@book12192026年4月6日読み終わったあの日の過ちがここまで辛い人生になるのか…。 主人公の心情が細かく書かれてから他人の人生を盗み見してる感覚を覚えた。 どうか明るい未来が待ってる事を願ってしまう。

ぱんぴ@ryuji11082026年4月5日読んでる読み終わったオーディブルオーディブル後に活字で読み返し中。第七章まで。 一度でも道を踏み外した人はどれだけ時が経ってもある意味特別な存在で、それが呪いのように付き纏ってくるんだな。 それでも主人公は一生懸命働いて生きるしかないと決意する、生き別れた息子のためとは言え、それができるのはやっぱり強いなと思った。



- 瑠璃@Ruri_11162026年4月3日読み終わったAudibleずっと地獄。ああでも繊細で濃密な文学だった。「熟柿」という言葉を忘れることは無いだろうし、聞く度にこの小説の記憶が蘇るんだろうな。良作。

ぱんぴ@ryuji11082026年4月3日読み終わったオーディブルオーディブル聴き終えた! まず朗読が素晴らしい!子供や老人など年齢層幅広い人物を心地よく聞き分けることができて、全く違和感がない。それでいて感情こもりすぎてうるさい場面も一切ない。本当に聴きやすかった! タイトル回収もなるほどなぁという感じで、明確な救いではないところにリアリティーは感じた。 これから活字で読み返してみる。



れんこん@read_renkon08242026年3月31日読み終わったよかった、、😭 罪は償ったはずなのに、何年経っても何をしようにも犯罪者のレッテルがつきまとう。 確かに犯した罪は消えないし、後悔も消えない。 裏切りに絶望しても人生は無慈悲に続いてく。 無慈悲でも、続いてくれるおかげで救われる瞬間もあるのかもしれないね、、😭 その瞬間を、熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に待って自分の人生に手を伸ばすことが大切なのかな、、 非常に希望が持てる最後でした!!ありがとう!!!


ぱんぴ@ryuji11082026年3月30日読んでるオーディブル前科持ちの母の世知辛い半生を描いていて、なかなか共感できないよなーと思っているんだけど、なぜか読む手が止まらない。 どんな結末が待ってるのか、ドキドキする。

のんたん@nontan222026年3月29日読み終わった轢き逃げは犯罪だし、罪を償ったとしてもそれを帳消しにはできないけれど、主人公にはこの後いい未来が訪れることを願ってしまう。 自分も今妊娠中だから他人事と思えなくて途中苦しかったけど読んでよかった。 車の運転には今以上に気を付けようと思った。
- 39@__3110392026年3月27日読み終わったはーー苦しかった……辛くて辛くて途中読み進められなくなったりしながらも。主人公の人生の転機(悪い意味で)が起きた時と現在の自分が同じ年齢なのもあって、今続くと信じてる幸せとか、何となく描いている未来への展望とか、それが全部ぶっ壊れるかもしれない、それが人生の怖さだよな……嫌だよ……とか思いながら。 信じてるものが無くなってしまう瞬間が1番苦しかった。理不尽。でもその理不尽さがまかり通ってしまう。 でも、真面目に生きているからこそ、善人がちゃんと周りに現れて、その手を握ることができて、よかった。怒られると思うけど私は主人公はやっぱり強いと思うよ




甘露煮@amaaanyyy2026年3月23日読み終わった大きな出来事は最初に起きる事件ぐらいで、あとは終始淡々とした日常が描かれているが、これがもう非常にしんどい。苦しい。読んでて辛くなった。 17年という年月を必死に生きるかおりの人生がどうなっていくのか、心の中で頑張れと呟きながら読み進めていった。 最後のかすかな希望だけが救いだった。 どうかこれからの彼女の人生が穏やかなものでありますようにと願わずにはいられない。
ぱんぴ@ryuji11082026年3月22日読み始めたオーディブルあらすじ読まずに聴き始めたら、冒頭から予想外の展開にびっくり。 その後はずっと暗い雰囲気が続いてるけど、気になってどんどん聴き進めてしまう。 どこでタイトル回収してくるのか、今からすでに楽しみ!


- たつ@239d82102026年3月22日読み終わった人生の中で主人公のやってきたことが、長い時間をかけて、熟成していく様子が印象的だった。自分のやってきたことやこれからやることが10年後20年後に自分の人生を形作ることに、怖さと平穏さを感じた。


- アネモネ@korino2026年3月16日読み終わった『ひとの言葉に神経質になり、相手の意図しない悪意まで汲み取ろうとしているのはわたしなのか。歳月はわたしの神経にヤスリをかけ友人の言葉を曲解するほど尖らせてしまったのか』 想像を性急に既成事実化する心の動きをヒヤヒヤしつつも興味深く読んだ。 不運なことに見舞われる中でも温情があり希望の持てるラストが良かった。久住呂さんが印象深い。



®️@nktmryk2026年3月15日読み終わった@ カフェ大変面白かった 心苦しいのに読んじゃう ずっとしずかに苦しかった 再会だって苦しかった この長さでも一気に読み進めたくて 途中でページを捲る手を止めたくないなと思う小説だった 熟柿、一生忘れない熟語だと思う もっと若い頃、今もだけど、何も待てない私にはやっぱりあまりにも苦しかった
- うっかり八兵衛@akabuta11252026年3月11日読み終わったAudibleで読了。 1人の人生を濃密に描いた作品。 まさに熟す柿のように、待ち続けたら人生いい方向に向かうかもしれないと思わされた。 特に大きな起伏がある作品ではないが、この物語はずっと覚えていると思う。


ブックラバー@booklover12282026年3月4日読み終わったaudible主人公に感情移入できなかったり、考え方に違和感を持った。友人や周りの人との距離の取り方など色んな意味で不器用な人なんだと思った。そんな中でも出会いがあり、縁が繋がる人もいて、最後は、救いがあって前向きな気持ちで読了できた。
おいしい水@oisiimizu05202026年2月26日読み終わったオーディブルにて読了。 主人公が悪いのは大前提だが、身重の主人公に夜間に長距離運転させる、一方的に離婚を迫り、その後連絡も写真もよこさない元旦那も理解できなかった。 一貫して暗く辛い内容だが、疑似体験ができるのも小説の良さ。一瞬で人生を変えてしまう車の事故の被害者にも加害者にもならぬように今まで以上に安全運転に努めようと思いました。文章は読みやすく読めて良かったと思える1冊になりました。ちなみに私は熟柿苦手です 笑

夏しい子@natusiiko2026年2月23日読み終わった個人的にはモヤモヤが残る作品だった。 かおりの不幸ばかりで肝心の読みたいようなことが読めなかったと感じた。 紙の本で読んでたらかなりの斜め読みをしていたと思う。 せめて夫のあのことを、かおり以外にも知っててくれる人がいたら、償いがなくてもまだ気持ちが晴れたと思う。 途中までは、かおりが将来、晴子伯母さんみたいになるのかなと思っていた。晴子伯母さんはかおりのような人生を歩んでああいう人間になったのかもと思っていたから。 でもそうじゃなかったのは良かった。
Soy@soyneko2026年2月22日読み終わったaudible轢き逃げ事件を起こし服役中に息子を出産した女性の人生 しんどくて重い。読む手が止まらない…とは私はならなかったけど、「熟柿」という言葉を知ることができてよかった。日本語って素敵だな。

りら@AnneLilas2026年2月18日読み終わった聴き終わった本の中の本@ 自宅2026年本屋大賞ノミネート作。 寝床でオーディブル聴こうとすると秒で寝てしまうのに、7章からほぼノンストップで朝方まで聴き続けてしまった。 誰しもが陥るかもしれない、咄嗟の判断ミス、あるいは不運が重なった惨劇のその後を見届けるために。 そもそも、身重の妻に長時間運転させることになるとわかっていながら、酔っぱらって寝ている夫という存在がのっけからして受け入れがたかった。すごく不審に思える。主人公がその点について夫を責めないのも不可解だし、大伯母の葬儀に果たして本当に参列しなければならなかったのか(自分なら悪阻を言い訳にして見送る)という問いが頭の中でずっとぐるぐるしていた。全て結果論だけど。 主人公は慎重かつ神経質な性格のようなのに、軽率な行動にも駆られてしまう。克明に描写されるヒステリックな言動に時に苛々、時にハラハラもした。両隣ですやすや眠る子供たちにぎゅうぎゅう押されながら聴いている自分には、産まれたばかりの子供と離れ離れで過ごさなければならないという全く想像が及ばない流転の人生が提示されていくごとに終始慄いていた。 轢き殺すことと、轢き殺して逃げることとの間に(罪の重さとは別に)どうしても相手に言い出せない心理的な隔たりがあるのかどうかも、自分には想像がつかなかった。 大雨の中、柿を抱えた老婆の姿が、自分が見たわけでもないのに残像のように蘇ってきて怖い。 同室のサイトウさんのくだりを聴いた直後にファミレスのドリンクバーで思わずオレンジジュースを選んでしまった。朝飲みたかったのに飲めなかった無念は根に持って当然だ。 オーディブル2.0倍速で。 作中、土居さんが図書館で取り寄せてまで読んだのは、船山馨『お登勢』、スマホの辞書は大辞林第四版。
耕太郎@Forester_7272026年2月11日感想過ちを犯した主人公の人生を追った物語だった。 最初は自分に向き合えずにいたが、徐々に周りの人にも恵まれて、自分の人生を立て直していく姿に感動した。

類@tagui2026年2月9日読み終わったゼミで読んだ異邦人を思い出した、そんな一冊。 救われない主人公に暗い気持ちなるけど、なぜか続きが読みたくなるというか、主人公を見届けたくなって、あっという間に読み終わりました。
るん@yurukuyomu2026年2月8日読み終わった読了! 苦しかったけど、最後は泣いちゃったな〜なんとも言葉にできなくて、つらくて、人生ってこんな感じなのかなあって。待つことも大事だよって言うけど、待つことができないことも時にはあると思って。それってやっぱり大きな愛情とか、思い入れとか、そんなものがないとできないんじゃないかと。




しん@Shinchan2012026年1月25日読み終わった内容は終始しんどい様に感じるけど、最後には気持ちよくタイトルに帰結していて読後は個人的に爽やかに感じた。 こういう内容の他の本と比較して、諦めたり妥協したりして終わる内容ではなく、未来に希望を持てる形で終わっていたのが、好き。
うんぽこ@onomi_i2026年1月20日読み終わった精神面が幼いからか自分にはちょっと難しい話だった。終始救いがなく、最後に少し救いがある感じ。自分が主人公だったらしんどくて死んでると思う。主人公偉いよ。
いちごちゃぶ@ichigonino2026年1月13日読み終わった⭐️⭐️⭐️ 私にも子供がいるので、産んでから離れ離れになったらどうだったろうと考えながら読んだ。 一生懸命働いて貯めたお金取られたの、すごく悔しかった。 しかし読書はずっとしてきてるのに、わかりやすい話が好きなんだなぁと思った。
- まや@maa082026年1月12日読み終わったどんな結末になるのだろうと祈るような気持ちで読んでいたけど、、気付いたら泣きながら読んでいた。拓の気持ちは考えていなかったけど、そんな捉え方もあるんだなと心が温かくなった。やっぱり読書はいいなぁと思わされる一冊だった。


小泉涼@ryo_koizumi2026年1月8日読み終わった家族に勧められて読んだ。 好きな映画の一つにホアキンフェニックス主演の「JOKER」がある。 読み進めるあいだ、ずっとその映画を思い出していた。 終始流れる居心地の悪さと、漫然と共感してしまう自身への恐怖。この構造がどこか似た手触り持っているようにを感じられた。 作中で分かりやすく提示される伏線、 回収されるのを待っている伏線は、言ってしまえば熟柿そのものだ。 重い話とは裏腹に、見返しやスピンの色があまりにも綺麗な柿の色をしている。 読書中、意図せずとも視界に入るこの色に何度救われたか。 「熟柿」 この2文字でここまでの物語を紡げるのか。 ものすごい読書体験だった。


おにぎり@yamamoto242026年1月2日読み終わった妻からは「主人公は◯◯たの?」と問われ、帰省先で弟から「月の満ち欠けの人のだね」、母から「いま図書館でリクエスト中」とそれぞれ声のかかった本。人気なのでしょう。 自分のこの数年をも振り返ってしまった、時折。装丁もすてきでした。
ゆに@sunflower_yuni2025年11月4日買った読み終わった罪を犯したとはいえ、主人公のかおりが不憫でならなかった。それでも読めたのはかおりの心情から目が離せなくて、たとえ腹の立つことがあっても、かおりの行く末が気になったからだった。それでも最後は少しだけ希望が見える終わり方だったから、かおりが報われた気がして涙が溢れた。私がかおりの立場だったらどうするだろうと、考えさせられる小説だった。

柊琉@tokota12062025年6月28日読み終わった図書館本取り返しのつかない出来事で罪を背負って生きていく主人公の30年近い日々、重く苦しい物語に引き込まれて一気にに読みました。最後のタイトル回収が見事でとてもよかった。
よしい@Yoshe2072025年6月4日読み終わった取り返しのつかない後悔って、きっとこんな風に本当に何気ない日常の風景の中のほんの些細な選択の間違いから生まれるんだろうなと感じて背筋が寒くなった。自分自身が明日にでも「こう」なるんじゃないかと思わされるような、まるで現実が目の前に迫ってくるみたいな圧倒的なリアリティーがあった。おかげでじっくり少しずつ読もうと思ってたのに続きが気になりすぎて一気読みしてしまった。
hiroko.y@komischrk2025年5月21日読み終わった2025年読了本終始「上手いなぁ」と思いながら、ストーリーに引き込まれで一気に読んでしまった。2008年から25年まで、ひとりの女性の人生を描いている。主人公に共感できるわけでも、自分を重ねるわけでもないのに、同じ時間を過ごしたという感覚が残った。
nekomurice@nekomurice1232025年4月13日読み終わった熟柿 『熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つこと』 するすると頭に入っていく文体。最初にがっつり心掴まれて、吸い込まれるように最後まで読んだ。良い読書だった。




おしろい@00_neumond2025年4月12日読み終わったほんの一瞬の出来事で、坂を転がり落ちるように人生が一変した主人公とあやうく…というところで踏みとどまった人たちとの交錯が対比になっていて面白かった。主人公の突発的に動くさまはちょっと理解できないけど、こういうところが人間らしさなのだろうかね ラストに希望が見えました。 熟柿の意味を考えながら読むと、冒頭のあの時こうしてたら…という思いと、終盤のここまで待ってこうなったんだ、という終わり方が繋がって、佐藤さん凄いな…としみじみ思った。あっという間に読み終わりました

清水美穂子@favoriteworks2025年4月10日読み終わった淡々と綴られていく文章はシンプルで、書かれていることも難しくなく、主人公もまっすぐで、すいすいと読めてしまうが、物語はせつない。主人公の人生も、彼女が綴る日記もせつない。 ラストまで、祈るような気持ちで読んだ。

千有里@nkmurc1900年1月1日読み終わった抱いた希望を何度も潰される、その最悪を覚えながら、人はなぜ妥協できずに、なにを信じて、ここまできてしまうのだろう。と、本を読む手を止める度何度も思った。


ギョメムラ@8823kame1900年1月1日最悪の2択。「母親がひき逃げ犯の子供と、母親が亡くなった子供、どっちが不幸?」 女に殺されかけてるとき冷静に「すごい恨みは感じるけど所詮女の力だな」とか考えるのリアルすぎる。 変わらなかった未来がもうここにあるのに、仮定の話をしてどうするの?という正論。 自分の経験則から考えても、人生のターニングポイントって完全に予期しないポイントで訪れるから、予期できるような不安なんて本当にどうでもいいことだと思う。



















































































































































































