Gurinyat "流浪の月" 2026年7月7日

流浪の月
流浪の月
凪良ゆう
愛ではないけれどそばにいたい、自分にとって、相手は自分の存在を支えるような存在。なくてはならない存在。 読んでいて、これを愛と呼ばずして、どう呼べばよいのかと思ってしまうくらい、更紗と文の関係は美しかった。 2人の関係性は他の人にはなかなか伝わらない。2人の関係性は「普通」や「善意」によって都合よく解釈され、消費されてしまう。それによって、傷ついてしまう。 それでも、2人は真実を知っている。 大切な人がそばにいて、2人はお互いに支え合うことができる。それだけで十分で、他の人にすべてを理解してもらうことは不可能だし、そんなことはもはや必要ないのかもしれない。 自由な更紗を見て、読んでいる私も、もっと自由に生きてもいいのかも、と思いました✨ 2人の関係性が素敵な作品でした。 描写も綺麗で読みやすかったです。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved