サンタマン
@santaman
2026年6月30日
パリ行ったことないの
山内マリコ
読み終わった
タイトルと表紙からもう最高。
パリという遠い場所をぼんやりと妄想して現実逃避しながら、その心地よさに浸っている感じ。実際には行かなくていい。憧れの場所が現実になって幻滅するのは怖いから。仕事や家庭で忙しいし、行かなくても満足。「パリ行かなくてもいいの。」 けれど何かタイムリミットが近づいてる感じがして、このままでいいのかと焦る。
パリに行ったら行ったで理想と違って幻滅するし、理想抱いていたあの頃には戻れない。
けれど、なんだかんだで生きているし、パリという現実の中で嬉しい出来事もあったりして居心地がなんか良い。パリに行けたし生活できてるんだから、自分はどこでだってやっていけるという力を得られた。
パリに行くまでのストーリーは共感できること盛りだくさんだったし、パリ行った後もリアルなハッピーエンドでとても良かった。地に足のついた応援をしてくれた感じ。
理想を抱きすぎると、理想の中にしか生きられなくなって身動きとれなくなる。だから少し現実逃避しながらも、目の前の現実に集中してどうするかを考えた方がいいね。
