時間のかかる読書人 "「学び」がわからなくなったと..." 2026年7月11日

「学び」がわからなくなったときに読む本
世の中全体が、そうやって二元論的にセパレートするアイデアしか出てこない貧しい状態にありますね。例えば「分断を生む」という言葉が便利に使われがちですが、複雑に入り組んだ事象をまるで「二分されている」ような印象を与えて単純化する、それこそが狙いなんでしょう。AとBの分断が語られるときに隠蔽され忘れ去られるのは、多くの人はAの範疇に収まることができずにAと同時にBを生きているような矛盾体であるということです。そもそも、分断できるほど明確に分かれることなんてないはず。なのに、矛盾体であるよりは分断していたい、そういう欲望はありうるわけです。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved