
Koh
@tnsm0223
2026年7月12日
夏帆
村上春樹
読み始めた
2026/07/11〜7/15読了
人によっては自立の物語であり、母と娘の物語でもあり、物語の力を描く物語でもある。
人はそれぞれに固有の物語を生きている。その人自身が物語の中心にあり、湧き起こる様々な出来事の責任を担っている。その時点では意味がわからなくても、自分が始めたことだからと引き受ける姿勢は、コミットメントにもつながるのかな。
象徴としての不思議な動物たちが、穏やかな優しさと狡猾な邪悪さとで対比されながら、いろんな場面で現れる。私たちが、目に見える現実だけでなく、もう一段異なったレベルの現実(=夢)を同時に生きていることを、物語に乗せて描いている。プロセスワーク的な観点で眺めてみると面白いなと思った。
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p.99
「なぜならばこれはあなたが始めたことだからですよ」とありくいの夫は言った。「いったん始めたことは終わらせなくてはなりません」
p.104
それは現実に起こったことではあるけれど、たぶんその現実は今ここにある現実とは異なったレベルに属する現実なのだろう。
p.151
善き物語には、必ず何しらの有用性が含まれている
ヴァルター・ベンヤミン
p.208
あなたはあなた自身の世界の物語の中心にいる。
p.313
夢の中の現実

