プカオ "職業としての小説家(新潮文庫..." 2026年7月12日

プカオ
プカオ
@panshg_0118
2026年7月12日
職業としての小説家(新潮文庫)
自分なりのオリジナリティーを見つけ出すには、自分に何か加算するのではなく、自分に何かマイナスしていく作業が必要になるという論述は興味深かった。普段から無意識にでも多くの情報を得ると、いざ何かを生み出す時に頭が混雑し、何もできなくなってしまう。必要のないコンテンツは捨て、情報の整理を行えば頭の中を自由に動かせる。 自分にとって必要な情報の見極めは、『それをしていて楽しいか?』というものだった。そう考えると、自分の生活は必要と不必要が乱雑していた。『楽しむ』より『観る』が目的となっていて、自分が受け取るコンテンツの整理整頓をしなければと思った。 また、長編小説が創られていく流れについても話しており、小説が出来上がるまでの書き直しの多さに驚いた。それも短期間で続けていくのではなく、完成した時の興奮を抑える為にあえて期間を空けて推敲していくのだ。これ以上直すと、かえってまずいことになるかもしれない、となるまで書き直していく。なんとなくわかっていたが、小説を書くことがここまで時間をかけ、地道に継続していく作業だということを再認識させられた。
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