職業としての小説家(新潮文庫)

16件の記録
鷲津@Washizu_m2026年4月12日わたしの本棚今もそうですが、柴田元幸さんの「MONKEY」は、初期の頃からよく読んでいました。当初村上春樹さんの連載もあって、ちょっとお得な感じの雑誌でした 『そのかわりに押し入れにしまっていたオリベッティの英文タイプライターを持ち出しました。それで小説の出だしを、試しに英語で書いてみることにしたのです。(中略)ところが外国語で文章を書こうとすると、言葉や表現が限られるぶん、そういうことがありません。そして僕がそのときに発見したのは、たとえ言葉や表現の数が限られていても、それを効果的に組み合わせることができれば、そのコンビネーションの持って行き方によって、感情表現・意思表現はけっこううまくできるものだということでした。要するに「何もむずかしい言葉を並べなくてもいいんだ」「人を感心させるような美しい表現をしなくてもいいんだ」ということです。』 『風の歌を聴け』執筆に係るエピソードのくだり。当時これを読んでナルホドと思ったことを覚えています。村上さんの心地よい文章のリズムの一因がわかったような気がしました ありのままに人に伝える。シンプルに表現する。その極意とまでいかなくとも、カッコつけずに他者と向き合う作法として、今でも反芻しています。そうは言ってもなかなか上手くいかないのですが…

活字畑でつかまえて@catcher-in-the-eye2026年3月12日いやぁ この人の小説を書くことについて書かれた文章を読むと、肉体に贅肉がついていないように思考にも贅肉がついていないということがよく分かる。 簡潔。 シンプル。 やわらかさがある強い意思とでもいおうか。 ただただ潔く気持ちがいい。 僕「村上さん一緒に走りましょうよ。」 村「いや、僕には僕のペースがあり君には君のペースがある。それは互いに交わらないんだ。だからゴールで落ち合おう。」 村上春樹とはそういう人だ。 だからこそ信じられる。 馴れ合わないし、じゃれ合わない。 こちらはただ 黙々と走る彼の背を見つめながら やはり黙々と走るのみだ。
乃々 恵@nnmgm2026年1月27日買った読み終わった@ 自宅20歳くらいのときに村上春樹を何冊か読んだけど、内容をあまり思い出せない。自分には合わなかったような気もしつつ、読んでる人と感想を言い合いたいな、ということでまた読んでみようと思っている。今度は村上春樹作品をより深く理解したくて、こちらを読む。やはり合わないかもしれない……と思いながら読んだけど、とりあえずノルウェイの森あたりから読んでみようかな。



















