
いっちー
@icchii317
2026年7月12日
差別はたいてい悪意のない人がする
キム・ジヘ,
尹怡景
買った
読み終わった
なんか帯とかもっとかっちりした人が書けば良いのに。イメージしてたよりも、かなりかっちりした本だった。
タイトルの意味が嫌と言うほど分かる本だった。
p27「差別が存在しないと言う思い込みは、もしかしたら、自分が差別などする人ではないことを望む、切実な願望のあらわれかもしれない」
寄付をしても感謝がなかったため寄付をやめたら、「なぜ寄付を続けてくれないのか」と連絡があり、余計に気分が悪くなり、支援をやめた人の話。
「何かを施すことができる資源を持つ人は、善意のもとにそれをしたい。それは自分が優位にある権力関係を揺るがすことなく「いい人」になれる方法だからだ。(中略)このような善人を見せつけるためのチャリティーや政策は、ただの善良な行為ではない。こちらが相手をどう思うかによって施しを与えるべきか否かを決められ、資源を所有する側が完全にコントロールの権限を持つ、ある種の権力行為である。」p29
・平等のことを総量が一定の権利の配分を巡る競争だと捉えちゃってたかもしれない。
・平等になるはずのことを不公平だと感じる時点で、実は今いる場所が“傾いた地面”なのかもしれない
・固定観念は、対象そのものではなく、自分の中の頭の中にある絵に過ぎない。でも、そのことを忘れて、相手のことを見ずに、典型的なイメージに押し込めて差別してしまう。
・「感情は、単なる心理的傾向ではなく、社会規範に投資された1種の資本」p154
・「不平等な社会が息苦しい理由は、構造的な問題を、個人の努力で解決するよう不当に誘いかけているから」p199

