
菜穂
@mblaq_0825
2025年3月12日

新編 銀河鉄道の夜
宮沢賢治
読んでる
本のある暮らし
積読家
読書会すみれ
輪読会
読書会すみれ内で開催されている輪読会にて。
今回読んだのは「双子の星」と「よだかの星」
「双子の星」
双子の星が健気で素直で可愛らしいと思う反面、しょーもない争いに巻き込まれて苦労したり、騙されてあわや大惨事になりかけたりするところはなんかとても他人事だとは思えませんでした。
人間の愚かさ(物語に出てくるのは人間やないけど)もしっかり描かれているように感じます。そしていつも哀しい想いをするのは心の優しい人なんだとも。そんなことではアカンのだ。
「よだかの星」
鷹が勝手に名前を考えた結果が「市蔵」だったのはちょっと吹き出しそうになったけれど、よだかを見ていると、ここ最近立て続けに読んでいた自問自答していた主人公たちを思い出し重ねてしまいます。切ないですね。
最後にやっと自分の居場所を見つけれたのかなぁ。そうだといいなぁ。本当はその前に見つけれたらもっと良かったんだけどなぁ。


