
吹
@ojamimi
2026年7月12日
もうしばらくは早歩き
くどうれいん
読み終わった
もうほんとうに、れいんさんのエッセイだいすき。
わたしがいちばん愛していた本屋さんが今日を持って閉店してしまうというので、今までありがとうございましたの気持ちを込めて、時間をかけて本を選んだ。
何か決めていたわけではないけれど、れいんさんの本をお迎えするのはいつもあゆみBooksで、まだお迎えできていなかったエッセイ2冊を手に取る。
いつまでもそこにあって欲しかった場所がどんどん無くなって、代わりにみんなのさびしい気持ちがそこに集まり、きっと通る度に切なくなってしまう。願わくばまた本屋さんができてほしい。
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右は「んぎ」、左は「んだり」だと言ったくせに、「んだぎ!」と言ったりするからたまったもんじゃない。どっちなの! とハンドルを握って笑いながら怒るわたしに早川さんは「どっちでも着くからだいじょぶだ」と笑うのだった。
さっき豪雨の中、車で右折して、早川さんのことを思い出した。「どっちでも着くからだいじょぶだ」って、また言ってほしい。
年齢差を感じないほど(と思うとき、それが年上の方の真摯さによるものだと肝に銘じているにしても)、あまりにもこころからの会話ができて驚く。おばあちゃんになって死ぬまでわたしはこの人と絵本を一緒に作りたい、としみじみ思った。
助手席のサイドミラーの、あのクリームパンくらいの大きさの鏡の中で見る自分が好きだ。誰かと一緒に遠くへ行って、それがたのしくてたのしくて仕方がない顔。頬っぺたをぱんぱんにした幸運そうなわたしがその鏡の中に小さく座っているのを見ていると、(よかったねえ)と自分のことなのに思う。



