
さくら
@saku_kamo_ne
2026年7月12日
読み終わった
いろんなことを考えさせられた。この本を読むことで、全部ではないけれど、人生を振り返る作業を行うことができた。
美衣さんの体が「医療のもの」になったように、私の体は「福祉のもの」になったのかもしれなかった。福祉士や心理士に、学校どう?施設での生活はどう?と聞かれるたび、私は人間として扱われる心地がしなかった。何かを判断しようとしている。私が平常か、異常か確かめようとしている、と思っていた。
美衣さんの「世界に絶望している」をわたしの言語で言い換えると、「世界を諦める」になる。わかってもらうことを諦めた。変えることを諦めた。でも、何かが、最後の最後までは諦めさせてくれなくて、わたしは今、こうしてここにいる。ままならない日々を生きている。
今度の読書会が楽しみだ。
──齋藤美衣(著)『庭に埋めたものは掘り起こさなければならない』(医学書院、2024年)






