いずみがわ "神の蝶、舞う果て" 2026年7月13日

神の蝶、舞う果て
神の蝶、舞う果て
上橋菜穂子,
白浜鴎
読んでて「悪くはないけどライトだなぁ」と思ったら、かなり前に書かれた作品の単行本化なのね。 中央に対する周辺化された人々言語文化、サークルオブライフ、全体のために個人が犠牲になるなんて?!などなど、エッセンスが凝縮されてた。 男と女で役割分担されて組まされる(、そしてだいたいそのふたりが卒業したら夫婦になる)という異性愛規範を感じる設定がしんど!だったけど、それも作中で狩り→宗教のシステムに乗せられているのと、途中明らかになる人間じゃない「オスとメス」に関することとリンクしてるから、まあ今回はしょうがないか…? そういう意味で昔の作品ですよってところに救われたし、通例から外れた道で自分のスキルで己と周りを活かす独身中年女性キャラが輝くんですわ。バルサはこのキャラから進化したのかもなぁ…と思った。
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