
CHIHIRO
@andc_chihiro
2026年7月24日
読んでる
読み終わった
スルスル読める文体と、当たり前を少し斜めから見たような、ひっかかりのあるトピック。前向きさややさしさ、愛などからのプレッシャーをもみほぐしてくれたし、エッセイの書き方について学びが多い本だった。
──以下メモ
「気持ちを抑えて、伝えず、やらなくて後悔。それもまた豊かな生き方に思える。」p145
しこりや瑕は、わずらわしくて醜くてつい目に入ってしまう。何度も何度も気にかけてしまう。いつまで経っても自分だけのものすぎて手放せない。それこそ自分を自分たらしめているという気がしてくる。
「つらいときに思い出せるシーン」p165
自分にはあるだろうか。考えて書いてみたい。生き物のひとりとして台風をやり過ごした日の話、めちゃくちゃよかった。
「『(略)人形は成長し、いろんな人たちと出会い、ついに遠くの国で幸せな結婚をします。少女はもう人形と会えないことを受け入れました。』」p186
「少女はその後も、悲しくてさみしくて、泣いたかもしれない。ずっとわすれられなかったかもしれない。しかし、ともかくも、人形がいない現実を生きていけるようになった。苦しみながらだとしても。」p195
めでたしめでたしは、空々しい。
「父のにおい」p222
こんなエッセイを書きたい。
「その水になじめない魚だけが、その水について考えつづける」p139
「違和感」が、思考の、エッセイのタネになるという学び。
「うーん、そうなると、どういうことになるか?論文だと、ここで書けなくなるところだが、エッセイなので、ありのままを書いてみた。」p148
宙に浮かせたままのエッセイも書いてみたい。
