
やじま
@yayayajima
2026年7月11日
そして誰もゆとらなくなった
朝井リョウ
読み終わった
Kindle Unlimitedにあったからという理由で、朝井リョウの「ゆとり三部作」エッセイ集の最終巻から読み始めたら面白すぎて、残りの2冊も購入した。
もしかしたら面白ブロガーとして作家デビューを果たしていた世界線もあったんじゃないかこの人、とふと思うくらいの面白さ。文才の無駄遣い感。読んだところで何も役に立たない、その無益さが最高。
やっていること(南米マチュピチュに卒業旅行に行く、ダンスサークルの面々でディズニーランドの園内で踊る等)自体はなんだかリア充(死語)っぽいのに、その後ろにある自意識がとっても「こっち側」なので、そのねじれが良い味を出している。
あと、消化器内科に定期的に通っている 胃腸よわよわ民としては、定期的に差し挟まれるシモの話に「分かるよ、分かる…でもそれをそんなに面白く描けるんだからやっぱり作家ってすごいね…?!」と思いながら読んでしまった。朝井リョウのエッセイで過敏性腸症候群を初めて知る人もいるんじゃないかと考えると、そういう点では有益だなと思ったりもする。




