

やじま
@yayayajima
- 2026年7月5日
水たまりで息をする高瀬隼子読み終わった夫が風呂に入らなくなったことから、日々に静かに亀裂が走っていく。 入浴しない夫を許したい。でも許せない。相手の「弱さ」を許すことができないというテーマは、芥川賞受賞作『おいしいごはんが食べられますように』にも通じているように感じた。 現実や嫌なことを直視して対処することは本当に痛みを伴ってつらいので可能な限り避けたいので、色々と理由をつけて日々をやり過ごしてしまう。そして「生き延びてしまう」。高瀬隼子さん、内心では違和感や怒りを抱えながらも「普通の社会」の中で生き延びられてしまう人を描くのが、そしてそんな人が他者の弱さを許せぬままに拒めない様子を描くのが、上手すぎる。 - 2026年6月10日
- 2026年6月5日
- 2026年5月31日
いい子のあくび高瀬隼子読み終わったすごかった。高瀬隼子さんの作品にはいつもざらざらとした怒りと底意地の悪さがあって、読むたびに自分がめちゃくちゃ性格の悪い嫌な奴だと突きつけられるので読むのに勇気が要る。でもおもしろいんだよな……。 収録3編のうち、特に「末永い幸せ」を、そうそうそうそう!そうなんだよ!!となりながら読んでしまった。高瀬さんはこれを書いてから、結婚式に招ばれることがなくなったらしい(でしょうね)。でも私も儀礼としての結婚式がかなり嫌いなので、すんごい分かる。 - 2026年5月27日
総員玉砕せよ! 新装完全版水木しげる読み始めた - 2026年5月25日
あなたはなぜ雑談が苦手なのか桜林直子読み終わったポッドキャスト番組「となりの雑談」のサクちゃんこと桜林直子さんの本。 タイトルから「上手く話すためのハウツー本」だと思って開くと、きっと当惑するだろうなと思う。 「雑談が苦手な人≒自分の話ができない人」が、自己を多面的に眺め、自分の思考のクセや思い込みに気づき、自分を知るためにはどうすればいいのか、ということが書かれている。 筆者独自の語彙が多くて抽象度も高めなので、合う合わないはありそう。(私は生活の中で、自分自身と向き合わないようにしてきたのが破綻し始めている気がしており、現状打破のために買いました……) - 2026年5月23日
私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃないすんみ,京郷新聞ジェンダー企画チーム,京郷新聞ジェンダー企画班,尹怡景読み終わった友人から借りた「私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない」読了。労働は昔も(今も!)男の顔をしている。その時代の中で可視化されてこなかった韓国の60,70代女性たちへのインタビュー本。おもしろく、そしてエンパワメントされる本だった。 - 2026年4月27日
帰りに牛乳買ってきてはらだ有彩読み終わった20年間いっしょに住んでいる はりーさんとルームメイトさん。当人達の「自然」「当然」を、周りがあれこれとジャッジすることの狭量さにウッとなり、でも、まだまだ今の日本では見られることだよな…と遠い目になりつつ、それはそれとして、はりーさん達の毎日は楽しそうでいいなあ……となる。
読み込み中...
