

やじま
@yayayajima
- 2026年8月15日
水木しげるのラバウル戦記水木しげる読み終わった終戦記念日。買ったはいいものの読む勇気がなかなか出ずに1年ほど積んでいた『水木しげるのラバウル戦記』をやっと読み終えました。現地の島民と仲良くなる水木さんの話にはほっこりしつつ、上層部から何の情報も与えられない二等兵・水木さんが何が何やら分からぬままに壮絶な戦場に放り込まれる様子は、本当につらいものがある。戦争絶対反対。 - 2026年7月26日
風と共にゆとりぬ朝井リョウ読み終わったゆとり三部作を3→1→2の順という若干邪道な読み方で読み終えました。これは三部作の真ん中。 日経新聞連載のちょっと真面目なエッセイとかもあったはずなのに、最終章の「肛門記」に全部持っていかれてしまった。痔瘻怖すぎる。基本的に無益な話ばかりが載っていて頭を使わずゲラゲラ笑いながら読めるので、疲れた社会人には大変良いのですが、痔瘻の知識は有益でした。でもこの知識が役立つ日は永遠に来てほしくない。 - 2026年7月19日
時をかけるゆとり朝井リョウ読み終わった「ゆとり三部作」の第1作目。 第3作目を読んだ後に読んだこともあって、「あら〜、若いわね〜」みたいな謎に親戚のおばちゃん目線で読んでしまった。なんだかすっごく早稲田大学。大学生って若いね…! ほぼミリしら状態で書いた就活エッセイを後日自ら添削する回が好きでした。 - 2026年7月18日
優しい暴力の時代チョン・イヒョン,斎藤真理子読み終わった主に現代韓国を舞台にした短編集。「ずうっと夏」「アンナ」「三豊百貨店」が特に好きだった。 大きな暴力に打ちのめされるというよりは、時代や慣例や社会構造という「そういうものだから仕方ないよね」で少しずつ少しずつ損なわれて傷つけられながら、でも(表向きは)何てことない顔で生きている人達の話だなと思った。日本にもこの空気感は確実にある。 - 2026年7月11日
そして誰もゆとらなくなった朝井リョウ読み終わったKindle Unlimitedにあったからという理由で、朝井リョウの「ゆとり三部作」エッセイ集の最終巻から読み始めたら面白すぎて、残りの2冊も購入した。 もしかしたら面白ブロガーとして作家デビューを果たしていた世界線もあったんじゃないかこの人、とふと思うくらいの面白さ。文才の無駄遣い感。読んだところで何も役に立たない、その無益さが最高。 やっていること(南米マチュピチュに卒業旅行に行く、ダンスサークルの面々でディズニーランドの園内で踊る等)自体はなんだかリア充(死語)っぽいのに、その後ろにある自意識がとっても「こっち側」なので、そのねじれが良い味を出している。 あと、消化器内科に定期的に通っている 胃腸よわよわ民としては、定期的に差し挟まれるシモの話に「分かるよ、分かる…でもそれをそんなに面白く描けるんだからやっぱり作家ってすごいね…?!」と思いながら読んでしまった。朝井リョウのエッセイで過敏性腸症候群を初めて知る人もいるんじゃないかと考えると、そういう点では有益だなと思ったりもする。 - 2026年7月5日
水たまりで息をする高瀬隼子読み終わった夫が風呂に入らなくなったことから、日々に静かに亀裂が走っていく。 入浴しない夫を許したい。でも許せない。相手の「弱さ」を許すことができないというテーマは、芥川賞受賞作『おいしいごはんが食べられますように』にも通じているように感じた。 現実や嫌なことを直視して対処することは本当に痛みを伴ってつらいので可能な限り避けたいので、色々と理由をつけて日々をやり過ごしてしまう。そして「生き延びてしまう」。高瀬隼子さん、内心では違和感や怒りを抱えながらも「普通の社会」の中で生き延びられてしまう人を描くのが、そしてそんな人が他者の弱さを許せぬままに拒めない様子を描くのが、上手すぎる。 - 2026年6月10日
- 2026年6月5日
- 2026年5月31日
いい子のあくび高瀬隼子読み終わったすごかった。高瀬隼子さんの作品にはいつもざらざらとした怒りと底意地の悪さがあって、読むたびに自分がめちゃくちゃ性格の悪い嫌な奴だと突きつけられるので読むのに勇気が要る。でもおもしろいんだよな……。 収録3編のうち、特に「末永い幸せ」を、そうそうそうそう!そうなんだよ!!となりながら読んでしまった。高瀬さんはこれを書いてから、結婚式に招ばれることがなくなったらしい(でしょうね)。でも私も儀礼としての結婚式がかなり嫌いなので、すんごい分かる。 - 2026年5月27日
総員玉砕せよ! 新装完全版水木しげる読み始めた - 2026年5月25日
あなたはなぜ雑談が苦手なのか桜林直子読み終わったポッドキャスト番組「となりの雑談」のサクちゃんこと桜林直子さんの本。 タイトルから「上手く話すためのハウツー本」だと思って開くと、きっと当惑するだろうなと思う。 「雑談が苦手な人≒自分の話ができない人」が、自己を多面的に眺め、自分の思考のクセや思い込みに気づき、自分を知るためにはどうすればいいのか、ということが書かれている。 筆者独自の語彙が多くて抽象度も高めなので、合う合わないはありそう。(私は生活の中で、自分自身と向き合わないようにしてきたのが破綻し始めている気がしており、現状打破のために買いました……) - 2026年5月23日
私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃないすんみ,京郷新聞ジェンダー企画チーム,京郷新聞ジェンダー企画班,尹怡景読み終わった友人から借りた「私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない」読了。労働は昔も(今も!)男の顔をしている。その時代の中で可視化されてこなかった韓国の60,70代女性たちへのインタビュー本。おもしろく、そしてエンパワメントされる本だった。 - 2026年4月27日
帰りに牛乳買ってきてはらだ有彩読み終わった20年間いっしょに住んでいる はりーさんとルームメイトさん。当人達の「自然」「当然」を、周りがあれこれとジャッジすることの狭量さにウッとなり、でも、まだまだ今の日本では見られることだよな…と遠い目になりつつ、それはそれとして、はりーさん達の毎日は楽しそうでいいなあ……となる。
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