
雨
@ametrine
2026年7月13日
白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記
小野不由美
読み終わった
残り100ページに満たない状態で「まだこんな絶望的なの!?」と思いながら祈りを込めて文字通り手に汗握りながらページをめくった。
読了後は万感の思い。通り過ぎた里村で出会った人々、手を貸してくれた者、交差した縁、共に駆けた仲間たち、散った者残った者すべての人のあらゆる行動が波紋となって影響を与え合っていく。それが未来を作るということ、生きるということなんだろう。
払った犠牲が大きすぎてとても大団円とは言えないけど、新な暦の名前を見て、そこに"人が在る"と感じた。
戴国はきっと、過去の者も未来の者も蔑ろにしない、いい国になるはず。
そんな希望が持てる終わり方だった。
以下ラフな感想!
驍宗様がも〜〜〜徹頭徹尾「王!!!」
私は麒麟じゃないけど王気を感じたよ。阿選勝てないよこれは。気の毒ですらある。
もうずっと自分が驍宗の麾下みたいな気持ちで読んじゃったもん。
それから泰麒。幼いころはふわふわと天使のようだった泰麒が、麒麟らしからぬ策略を用いて立ち回り、実際に自分の手を血に染めることまでするとは…!!
これは彼の境遇によるものが大きいとは思うけど、もしかしてこの世界に定められている天や麒麟のシステムも穴というか何が理由があるのかな〜と今後の展開がより楽しみに。李斎も天の在り方には疑問を持ってたし、この先何か書かれることがあればいいな。


