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@nora_neko4
2026年7月14日
木挽町のあだ討ち
永井紗耶子
読み終わった
映画を先に観た。映画がすごく良かったので、原作も読んでみた次第。
原作と映画それぞれ、メディアの特徴を活かして完成されている。
一番の違いはやはり登場人物たちのバックボーンの描かれ方だろう。原作ではかなり仔細に語られているのに驚いた。映画ではカットされていたが、そこが逆に「人情ありつつもクールな職人感」を演出していたような気もする。
一方で、映画では「あだ討ち」の準備や舞台裏のドタバタ、「成功するの!?」というエンターテインメント性が強調されていた。対して原作ではラストまで真相が明かされない。しかも結構さらっとしていて、わざとらしくもない。そこにミステリ小説としての構造があると思った。結局は、それぞれでかなり楽しめる作品という訳だ。


