カササギ "雪の如く山の如く" 2026年7月14日

雪の如く山の如く
雪の如く山の如く
張天翼,
濱田麻矢
カバー写真 青藤スイ 装丁 田中久子 「ただ座りたいだけなのに」 「床の上の血」 まで読了。 冒頭の短編のラストで打ちのめされて、 これは一体何なのだろうと2作目を読んで、 また圧倒されて、 私は女性作家の書く中国現代小説だけでなく中国文学全般についても全く知らないで生きてきたのだと思い知らされた。 その感じは、訳者解説で言及のある『82年生まれ、キム・ジヨン』を読んだときの衝撃と似ている。 こんな物語は読んだことがない、けれど私はここにある彼女の痛みを知っている、そんな風に思った。 リーリーの痛みは私の痛みでもある。見えない語られないところにある痛みについて、考えさせられる… 物語として簡単に消費できない気がしてきて、もう少し著者や訳者の著作を読んでみて掘り下げた方が理解が深まるかもと思う、ここらで小休止しようかな。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved