

カササギ
@Kasadagi_shobo
本と本のあるところが好きです。
読書と日々の記録をしたくて始めました。
いつか小さな本屋を始めるのが夢です。(2025.9-)
- 2026年6月27日
ミトンとふびん吉本ばなな借りてきた読み始めた最近は短篇集ばかり読んでるな… 長編を読む体力も残しておきたい ずっと以前にクリップしておいた本で 明日見に行こうと思ってる映画の原作本だと知って読み始める 単行本より背が小さくて正方形に近い判型はなんだか可愛らしくて表紙はCDのジャケットのよう 文庫本も出ているけれどこちらの方を入手したくなる気持ちは分かるなあ - 2026年6月25日
放課後によむ短篇集頭木弘樹借りてきた読み始めた装画・挿絵 モノ・ホーミー 装丁・レイアウト 矢萩多聞 あとがき・作品解説・ブックガイド より p.210 10代の私が文学を必要としなかったのは、たまたま幸運なことに、生きることに困難がなかったからだ。いったん生きづらくなってみると、文学というのは命綱だと思った。崖をすいすい登れているときには必要ないが、登りにくくなったときには必要だし、落ちたときには欠かせない。 - 2026年6月21日
童話作家のアイウエオ藤田のぼるプレゼント読み終わった買ったプレゼント用もう返す児童文学は、子どものための文学 私は学生時代に文学にたどり着いた、と自覚した人生だけれど その種をいつどこで手に入れていたのかはよく覚えていない 人生には本が、文学が必要だと思っているけれど、それを他の芸術やレジャーでも補えるものだとも知っている それでも何もないとさみしく感じている人がいるならばぜひ、文学を、と思うくらいには文学贔屓だという自覚がある 教科書を入り口として文学にどう出会うか その道筋をつけていく人たちにはぜひ読んでもらいたい、手元に置いて活用してもらいたい良書 - 2026年6月21日
ニュー日本文学史三宅香帆借りてきた読書日記また読みたい一部読了もう返すp.48『有明の別れ』 男装して透明人間になる姫君の物語 まで、読了。 *…*…* ポッドキャスト「本の惑星」で三宅香帆さんがゲスト回のときに淡交社さんから出したこの本のお話をされてて興味を持ったのが読むきっかけ。 まだ途中だけど「有明の別れ」とても読んでみたい…古典のとりかえばやも大好きな物語で、さいとうちほさんが漫画化した『とりかえ・ばや』も繰り返し読んでる。氷室冴子さん原作、山内直実さん作画の「ざ・ちえんじ」も大好きだったし…思えば古典を読みやすくアレンジしてくれた小説家さんや漫画家さんがいてくれたからこそ退屈なはずの古典の時間も少女小説を読み進めていくような楽しい時間になっていたのかもしれない。 幼い頃から鉢かづき姫のような物語が好きで、落窪物語も好きだった、典型的なシンデレラストーリーが女の子の憧れになってしまうのは古今東西変わらないものなのか、それがとても不思議。 - 2026年6月20日
spring恩田陸読み終わった“踊る人”、のお話 でもこれを踊りを観る側の人が言語化したのだろうから、やっぱり小説ってすごいなあと思う 読んでいる間ずっと姿勢を正していないといけない気がして…両手できちんと支えるべき本のように思えて、移動中に読む方が頭に入る方なのだが、珍しく部屋の中で全てを読み終えた クラシックよりコンテンポラリーの方が好きなので春が実在したならきっと私の大好きな踊り手だろうと思う 何より彼は美しい子どもだったらしいし…4章全て語り手が違うが、何故か私は稔さんを途中まで女性だと思い込んで読んでいた…そして、彼が一番好きな登場人物、一番気持ちがよく分かる感情移入し易いキャラクターだった、途中からこのお話の中心者、春を、甥っ子を応援する叔母のような気持ちで見守るようになっていった 確かにクラシック音楽やバレエの知識があるとより楽しめるのかもしれない 思い描くイメージがより鮮やかになるのかもしれない でも、知識で本を読むわけじゃない 頭の中で描くピースが増えていくようにここを起点に他のジャンルから知識を得た後に何度も読むことが出来る作品だと思えば、世界を広げてくれるとても素敵な本だと思う 何より、日本の古典にもちゃんと言及しているところが良い、これまで難しくて避けてきた能や風姿花伝もやはりトライしてみなきゃだなっていう気分にさせられる 印刷された文字の向こう側に 僅かで真っ白な余白の海に 膨らんでいく世界がある 文字を種として無限に広がっていく世界を眺めるような読書体験だった 終章は特に 春の贄の踊り、彼が踊る世界、彼の祈り、見えない聴こえないからこそ無限に拡がっていく空間がそこにあることを感じて、戦慄した “戦慄せしめよ” インパクトのあるこの言葉には鼓舞される 私も自分を応援したいときに使いたいなと思った そしてクラシック音楽のCDは幸い、ほぼ持っていないので、遅ればせながらこの小説の名を冠したCDを買うことにします - 2026年6月16日
- 2026年6月16日
多類婚姻譚凪良ゆう読みたい今度の芥川・直木賞は誰を推すべきでしょう BSテレ東の『あの本、読みました?』の結婚にまつわる小説回がなかなか面白かったので、凪良さんの作品に興味を持ちました 最近は初出もAIに聞いたらちゃんと答えてくれるので心強い とりあえず文芸誌連載分を読んでみようかな - 2026年6月8日
チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズスティーヴン・キング,安野玲,高山真由美読み終わった雨の音みたいな名前の女の子 人生ではその時に起こり得なかったことも記憶として頭のなかに残しておけるものなのかもしれない 起こり得なかった幸せな結末を抱えて生きることは苦痛だろうか、何の役にも立たないことだろうか 私は否、だと思いたい 悲劇がその後の全てを押し流してしまったとしても その時まで抱えていた将来への希望を、もはや夢物語と化した未来予想図までもを、無かったことにするなんてあまりにも残酷過ぎる チャックが踊るのはきっと会計士がしゃべるような言語だけで自分は生きてるわけじゃないと証明したいから でもチャックはひとりで踊るわけじゃない 誰かを必要とする そして誰でも良い訳じゃない テキストを読んで、もしかしたらチャックが本当に踊りたかったのは、雨音みたいな名前の女の子とだったんじゃないかな、と思えてきて… この物語が悲劇さえも力強く肯定するような人生讃歌であり、生まれえなかった命をも祝福するような美しいものだったのではないだろうかと感じるようになった ゴーストって何だろう 見えない者、形のない物、かつてあったこと、かつて居た人、 すべて頭のなかにあるもの その人のなかにあるもの それを良きものにするかどうか 意味のあるものに出来るかどうか それはその人にかかっている 巨大なものを抱えて生きる人生そのものへの讃歌 時間も空間も超えて人生を踊る その瞬間を生きるダンスはだからこそ美しい そしてきっとその瞬間に彼の愛する人はそばに居てくれたんじゃないかな 彼のダンスには愛が溢れてるから サンキュー、チャック 祈りのようなダンスがあれほど輝いて見えるのにはやはり理由があったのだと教えてくれて。 - 2026年6月7日
チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズスティーヴン・キング,安野玲,高山真由美借りてきた読んでる目的は、映画『サンキュー、チャック』を観て わかり得なかった部分を補完すること 拍子抜けするほど短く感じたチャックの物語を読んだ後にもう一編の「ハリガンさんの電話」を読み始めると、なかなかどうして、こちらの方がずっと面白い Netflixで映画化してるらしいが、テキストで読む面白さはこちらの方が上手な気がする スティーブン・キングは映像化作品の多い作家だが読むのは今回が初めて 思っていたよりもずっと読みやすい 『サンキュー、チャック』は本当に素晴らしい作品だった 『ショーシャンクの空』に『グリーンマイル』、そして『スタンド・バイ・ミー』 スティーブン・キング原作の映画作品を見慣れているからかもしれない でもテキストで補完してみて分かったこともある それをとても大事に胸にしまっておきたい だから、読んで良かった - 2026年6月4日
童話作家のアイウエオ藤田のぼる借りてきた読んでる旅に出るなら、地図は必要 思う存分読みたい、とどんなに願っても 割ける時間と気分とで、意外と量は読めないもの 読書の質は落としたくないし、近年ますます残り時間と読める範囲が狭まってきてる気がする だからこそ、読書の旅を案内してくれる確かな案内人が必要 この本の著者は、はじめましての作家さんだったけど「テ」まで読み進めてみて、とても信頼できる書き手だなあと感じる それぞれの童話作家の作品の特徴が3-4頁で的確にまとめられていて且つ面識のある方にはそのお人柄の印象まで書いてくれているのは嬉しい 童話は読みたいジャンルだけれどどこから読んで良いやら、出来ればハズレを引きたくないし、定評のあるものをたくさん読みたいと思っていたからとてもありがたい 書いているジャンルが広い作家については図書館のどこの棚を探せば良いかをさりげなく教えてくれるところも親切 巻末には小学校の国語教科書に掲載されているタイトル一覧もある 改めて自分が過去に教科書で出会ったはずの書き手たちにもまた会いたくなる 思えば国語の時間って人生で一番テキストを丹念に読んでいた贅沢な時間だったのかも… - 2026年6月2日
ニュー日本文学史三宅香帆借りてきた読み始めたはじめに、より p.6 時代を進めるものは、常に周縁からやってくる。 p.7 集団によって抑圧されてきた言葉たちがそこに吹き出るとき、物語や詩歌のなかに孤独なはじまりがあります。集団のなかに閉じこもることができなかった、個人の言葉たち。それが日本文学の正体なのではないでしょうか。…歴史に残る言葉はいつだって新しい。だから聞き慣れない。でもそれが伝統をつくっていく。 *…*…* 雑誌『なごみ』(淡交社刊)で毎月掲載の「今さらながらの古典再入門」をまとめたもの 教科書で習った古典をもう一度三宅さんの視点から振り返ってみたい - 2026年5月26日
spring恩田陸借りてきた読み始めた『蜜蜂と遠雷』が読めたのなら読めるよ と、友人に言われたのでさっそく… バレエは好きだけどそれほど知識がないので副読本を、と思いいくつか一緒に借りてきた。 ピアノが弾けてクラシックバレエも習っていた友人の脳内にはもっと鮮明に情景が浮かぶのだろうなあと羨ましくはあるけれど、 次会うときに、 感想を語り合いたいから、 感じたことはメモしつつ読み進めたい。 - 2026年5月23日
- 2026年5月14日
ぼくのシェフ西村ツチカ,長谷川 まりる読み終わったまた読みたい物語は少年の視点から描かれる 主人公よりも落ち着いた語り口ではあるが、たんたんと進む描写に何か足りないと思わせるところがある。全てを言い尽くさない、明らかにされない部分にも引きつけられる。 ふたりの少年の出会いのシーンから物語は始まる 彼らふたりの成長譚ではあるが、序盤でこの物語世界に不穏な病の出現が語られる。「食死病」食べ物から“死のにおい”がして食べることが出来なくなりやがて死に至るという恐ろしい病。この病が一体何のメタファーなのか。それが読み終わった後もずっと心に残り続けている。たとえるならモモの「灰色の男たち」だろうか。私たちが生きているいまの世界でも、恐らくこの病のような現象はあるのではないか、それは一体何なのだろう…そんな考えにずっと取り憑かれている。 ふたりの少年の生きている環境は違う 家族構成も家庭環境も。年齢もふたつ違う。それが“格差”だと言ってしまえばそうなのだが、物語後半部分でその関係性が反転する。その鮮やかな展開が見事だ。私たちは彼らの一体何を見ていたのだろう、何もわかっていなかったと主人公同様に心を揺さぶられる。 物語の結末は静かでとても優しい そして、希望がある どこにこれほど惹かれるのか、うまく言葉にならないけれど、恐らく、与えられるのを待つのではなく自ら生き抜く活路を見出していくこの主人公たちの強かさ、生命力の強さに希望があると感じるのだと思う。物語を生きる子どもたちの力に全幅の信頼がある。単なるハッピーなエンド以上の魅力をそこに感じた。食べることは生きること。いのちをつなぐこと。そのために料理がある。料理を覚えることは生きる抜く力を身に付けること。では、自分のためではない料理は一体何だろうか。それはどうあるべきなのか。答えは彼らが教えてくれる。生きるためのいのちの料理、そのあり方を。 繰り返し読んでいろんな解釈、想像を広げることの出来る素晴らしいテキスト。時代を超えて残っていく傑作児童文学と同じにおいがする。出会えて良かった。 - 2026年5月12日
ぼくのシェフ西村ツチカ,長谷川 まりる借りてきた読んでる読み始めた装画・挿絵 西村ツチカ レシピ協力 マリー・デジャルダン ブックデザイン アルビレオ 冒頭から引き込まれてずっとドキドキしながら どう展開していくんだろうって 全く予想がつかなくてはらはらしながら読んでいる。 たぶん、夢中になってるから今日中に読み終わると思う、先が気になるし、でも、そうはしたくない、もう少し物語を味わいたい!とも同時に感じる不思議な物語。ああ、ただただ結末が知りたい… - 2026年5月11日
- 2026年5月5日
- 2026年5月5日
- 2026年5月5日
- 2026年5月2日
水車小屋のネネ津村記久子借りてきた読み終わった心に残る一節もう返す〈誰かに親切にしなきゃ、人生は長く退屈なものですよ〉 帯に書かれた言葉 私も御守りにしたい 私が読んだ本は10刷だった、文庫本も出てきっとこれからもたくさん読まれるのだろうな 挿絵も含めて大好きな作品
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