なみ "魔性の子 十二国記" 2026年7月14日

なみ
なみ
@raul_73
2026年7月14日
魔性の子 十二国記
十二国記シリーズを読み始めるにあたって、『魔性の子』は最初に読むことを推奨されていると知りながら、“ホラー”という言葉に怖気づき、十二国記の世界観をある程度分かった状態で読みました。 確かにこれは最初に読んだ方が今とかなり印象が違っていただろうなと少し後悔しています。でも泰麒がどうして日本に戻ってきてしまったのか謎はまだ残されているので、続きも楽しめそうです。 高里は日本でもかなり苦労した人生を送っていたけれども、あちらに帰ってもまた別の苦難が待ち受けていることは想像に難くない。でもきっと、高里自身の人格と周りの助けがあると信じられる。 一方、広瀬は残されてしまった。自身を支える幻想を打ち砕かれ、さらに世間に良くない目立ち方をしたまま独り残された。広瀬は幻想から立ち直れるのか、世間の目から逃れられるのかとても心配になる。怪異現象は確かにホラーであるけど、人の恐怖による心情の変化も恐ろしいと思う。知らないことは恐怖で、不安はさらに人の卑しい部分を曝け出す。このシリーズはいつも細かい心情描写に驚かされます。
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